黄色い拍子木

たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする

2006-02-18 20:49:42 | Weblog
冬の木と書いて、柊。冬のイベントである、クリスマスや
節分には欠かせないグリーンです。字の由来は、トゲトゲ
した葉が冬の鋭さを表しているからでしょうか、それとも
真冬の、時が停止するような寒気の中で、目が覚めるような
真っ赤な実を赫々と実らせるからでしょうか。

そんな柊が実を実らせる季節、冬。多くの生命が生産よりも
消費を避けることに動き、場所によっては無音の、銀箔を
張り詰めたような、雪の世界に閉ざされてしまいます。でも、
私はこの季節が好きです。寒くて、朝出かけるたびに、空気の
肌触りが新鮮な季節が。

夏は夏で好きな理由があり、冬は冬で好きな理由があります。
どちらがどちらとは決められないけれど、自分の生まれつきに
近い、冬の方がなんとなし、親近感のようなものを感じます。

例えば、コートが皮膚と体温を寒さから守ってくれる事。
例えば、煮立つ鍋を気心知れた友人達と囲んで、談笑する事。
例えば、チョコレートが口の中で柔らかく解けて、なくなること。
例えば、例えば、例えば。

夏の、Tシャツ、ハーフパンツで出かけられる事や、ヒグラシ鳴く
夕暮れがこの上なく寂しい事、花火が瞬きほどの夢を見せてくれる事。
どれも素敵だけれども、冬に感じる事の方が、少しだけより
私を幸せにしてくれます。



(一番好きなのは、春なんだけれども)
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四字熟語

2006-02-18 19:42:39 | Weblog
たまにはトラックバック練習板に投稿してみる(営業活動を
兼ねて)。以前に投稿したのはおととしの末ごろだったでしょうか。
題は・・・忘れました。

私の好きな四字熟語は二つありまして、一つは「自業自得」。
もうひとつは「因果応報」です。どちらも「自分がした事は
自分に跳ね返ってくるよ」という警告の意味合いのある四字熟語です。

おごり高ぶらず、法に背かず、道を外れず謙虚に生きなさい、
誰彼は見ているのだから・・・という「第三者」の存在を知らしめて
いるようにも思います。俗に言う「神様」と言う物でしょうか。

とかく自由だけが声高に叫ばれているご時世、ときにはこの言葉を
思い出して、いま取ろうとしている行いや昨日の仕打ちが、もし自分が
されたら嬉しいものなのか、嫌なものなのかを考えるべきだと思うの
です。

まあ、私自身がどうなんかと聞かれると、辛いものがありますが 笑。

それにしても「自業自得」、口にするとつい、意地悪そうな目つきに
なってしまいます。特に、最近の某社のニュースなど見るときは。
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9 days holidays

2006-02-18 10:00:11 | Weblog
私事ですが、今日から九日間のお休みを頂いています。
宇都宮に行くことと、面接1社行くこと以外は何も決まって
いない、自由で気ままで、でも考え事をするには長すぎる休日。

他にする事は?

・モスバーガーで「匠」を食べる。
・プーシキン美術館展に行く。
・姫路市立美術館所蔵の「観光案内人」を見に行く。

うーん、すばらしきかな、すばらしきかな。




3月末には辞めるであろうのに、快くお休みを下さった仕事先の
方には何だか申し訳なく思うけれど。突然に逃亡するよりはマシ
でしょう?と心の中、小さく呟いてみたり。身体を維持するのには
肺での呼吸が必要なように、精神を維持するのにも呼吸に相当する
何かが必要なのだと思います。こんな、予定も曖昧な、目的も
曖昧な休日が。
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