Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

自転車小屋の掃除と 冷蔵庫

2017-07-15 20:30:30 | よもやま話
私が自転車の保管と整備を行っている自転車小屋ですが 荷物を出して掃除機を掛けて
掃除をします ついでに備品周りも綺麗にしましょう 結構時間の掛る作業です





前回同じ様に掃除をしてから 2年が経っています 日頃からホウキで掃き掃除はしますが
どうしても荷物の下には汚れが溜まってしまいます 最近の木工事の切り屑も目立つので
掃除をする丁度良い時期です




荷物を出す前ですが、木工事の為に材料と道具を
こちらに置いていたので 自転車はもう一つの倉庫に
移しています




掃除機は仕事で使っている奴でそこそこの物が
吸えます 水も大丈夫です






荷物も一度に出せないので 掃除をする所の物を
移動しながら進めます 重い物の下にはキャスター付の
台車を敷いています




保管していた木材も仕事用の倉庫に移しました
これでこちらに自転車を持って来れます
気が付けばお昼です お腹が空きました






近くのネパール料理のお店 サパナエックでお昼にします




ここはお昼にしか来た事が有りません ネパール人のご夫婦と
従業員の人達もネパール人です ランチメニューは10種類弱です






サラダ、スープが先でその後にこの大きなナンが乗った
プレートが出て来ます この下にライスが隠れています
メニューの中にはナンのお代りが自由と言うのも有ります






食事をして帰って来ました 自作の簡単なシューズボックスは
2つ用意していますこれも棚板が引き出せます
最近は CD を買う事も無くなりましたがここでは何時も何かの
音楽を掛けています




ケミカル品の一部です 容器の下も掃除をしました






小さな冷蔵庫です 一番大切な物が切れていました
これは補充しておかないといけません ここからお酒の
量販店が見えていますそこも私の冷蔵庫みたいな物です(笑)
ジュースや水、スポーツゼリーなんかも冷えているので練習の
途中や遊びにお越しになった時は自由にどうぞ




自転車を持って帰って来ました これで日常の様子に
戻りました




そうそう



今回の掃除前に、残り物のコンパネ(板)で作った
簡易テーブルですが




車の車載ラックを頼まれた島袋さんに届けると
使ってくれるそうです 
元々彼女が買った材料の残りですから良かったです
この日は西宮市の自転車トレーニングスペース
CYCLE LAB FRONTIER(サイクル ラボ フロンティア)で
パワーマックスを使い練習をしていたそうです 

先日作った車載用ラックはこちら 【 自転車 車載用ラック制作 】





これは獅子唐なんでしょうか私の友人が庭で育てていました
自転車小屋にはなるべく物を増やさない様にしていますが それでも減る事は有りません
雑多なものは幾らか処分しないと駄目かな・・・

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木製 簡易テーブルを作る

2017-07-12 20:11:07 | 製作・加工
最近木材を使って良く何かを作っています 今回は簡単に持ち運びが出来る簡易テーブルを作ってみます 
でも私はこれが本職でも有りませんが出来るだけ上手く作れたら良いですね





これは私の自転車小屋へ友人などが訪ねて来た時に良く使っています
コンパネ(12mm 厚)を 3枚加工しただけの物ですが 分解して重ねると厚さが
36ミリしか無く保管場所に困りません






スリットの入った 2枚の板を組み合わせ
その上に天板を乗せるだけの簡単設計です






先日の自転車の車載用ラックを作った時に使っていた
電動丸ノコです それ程長く使っていませんが先日ビスを
何本か切ってしまったので 刃を交換します






刃が切れ難くなるとこの様に切り口が粗くなります








刃は機械の中心でボルト止めされています 機械に依って
違いますがこの機械は 5mm のアーレンキーです
少し大きなフランジで刃が押えられています







丸ノコから古い刃を外しました





新しい刃です 刃先に硬質のチップが付いているのでチップソーと呼んでいます






今回の刃は木材だけでは無く色々な物を切る事が出来ます
塩ビやアルミ材 C 型のチャンネル鋼や鉄筋まで切れると書いて有ります






取り外した刃は一ヶ所チップが欠けていました
こう言う奴は捨てずに 仕事で改装工事等をする時
何処に釘が有るか解らない床などを切る時に使います




新しい刃に変えました では仕事を始めましょう




コンパネを必要な寸法に切って行きます 刃を変えて直ぐの時は
刃が確実に取り付いているか良く確かめてから使います
この道具は年季の入った大工さんでも指を落す事が有る 
恐い道具です(本当に怖い)






板の形は作ったので次はこれに 巾 12mm の切込みを入れます






端から丸ノコで切りますが 最後の部分はノコが使えません
木工用のキリで細工をしておきます






この様に穴を開けておきここまでノコで切ります
最後はノミやペーパーで調整して仕上げます
今回のテーブルはここが一番大切な所です




板にスリットが出来ました 固めに作りその後
少しずつ削り調整して行きました




コンパネの表面や切り口も磨いたので ニスを塗ります






ニスが無かったので水性ニスを買ってきました 
今迄はメープルと言う色を良く使っていたのですが
色が黄色っぽく明るかったので 少し濃い色にしてみました






一度に両面は塗れないので 片方ずつ塗り進めています
この夏の時期なら 30分経てば手に付かなくなります




四方と両面を塗ったのでしばらく乾燥させます






ニスを塗る時は最初に 240番の空研ぎ用ペーパーで表面を
整えてから一回目を塗ります それが乾燥してから 400番の
ペーパーでもう一度表面を研磨します こうすると表面が
滑らかで艶の有る仕上りになりますね






400番で磨いた後にニスを塗った状態です まだニスが濡れて
いますが照明が映る程度の艶が出ています しかし乾燥すれば
この艶は多少引きます






一日乾燥させました 組立ててみましょう




完成形です 組立は 30秒で OK






分解すると狭い隙間に保管出来ます





車に積んでおけば自転車の試合会場でも直ぐに使えます 先日車のラックを作った時に使った
コンパネの端材で作っています でも最近はわざわざ作らなくても色々な物が売っていますけどね・・





やや曇った日の公園です 快晴の日より草木が綺麗に写せます

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フレーム塗装 タップを建てて 完成

2017-07-09 20:03:27 | 自転車 塗装
フレームの塗り替えに依る全塗装を終わらせましたが 最後の工程でネジ穴にタップを建てます
今回のロードフレームでは 3 種類のハンドタップを使います




今回依頼を受けたのは少し古い 40年近く経ったクロモリのロードフレームです
先方の希望色に塗装は完了しました 引き渡す前にタップを建てておきましょう






最近のストレートドロップアウトのエンドには
何のネジも付いていませんが この逆爪のロードエンドには
ハブシャフトの位置調整をする為のアジャストボルトを使います






ここには 3mm のネジを使いますが塗料が詰まっていたり
錆が出ているとネジが入りません






タップハンドルに刃をセットし 慎重にタップを通します
これをしておくだけで凄く使い易くなります 実際にネジを
使う時には錆止めのグリスがしっかりと必要な所です








ボトルケージの直付台座 ここのネジは5mm です これは
最近のカーボンフレームにも有りますがそのネジが錆びて
脱落すると少し厄介な所です






リアディレーラーの直付台座ここも大切なネジです 
どうして直付と言うかと言えば ここに台座が無くて
変速機取付用のアダプターを使う爪も多く存在しました
それらと区別する為に 最初から爪に台座が有る物は
直付台座と呼びます






ここに使うタップは 10mm です 切削オイルと併用して
仕事を進めます






少し手応えを感じながらタップが入って行きます






エアブロワで切削粉を掃除します 少しの金属粉と
塗料が取れました 錆びない様に直ぐにオイルを塗っておきます





このタップは他のものと比べ、少し高価な物を使っていますが良く切れる刃物は
気持ちが良いですね






ダウンチューブの W レバー用直付台座です これも昔は変速レバーの
取付けはバンド式が多く有ったので、バンドが要らないこのタイプを
直付と呼んだのですね






ここにはマスキングテープで養生してあります
テープを剥すのにカッターの刃で塗装との縁を切ります




上手く剥がれました 先日のフロントフォークの事が有ったので
少し緊張しました




さてこれで今回のフレーム塗装は全て終わりました




今回は日陰での作業が多かったので明るい所での
写真があまり有りません キャンディーブルーは
下地のシルバーがキラキラと光り綺麗です





話しを聞いていると元競輪選手の人がアマチュア時代に使っていたフレームらしいです
かなり年数が経ったフレームですが また使ってもらえるそうです良かったですね

前回の作業 【 フレーム塗装 手直し ため息 】

このシリーズここから始まっています 【 新たな依頼 フレーム塗装 】

コメント (3)
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フレーム塗装 手直し ため息

2017-07-07 20:11:36 | 自転車 塗装
フレームの自家塗装で下地調整から最終工程のクリア塗装が終わり完成間近でした
そこで手直しが発生しました 少々難しい手直しです上手く行くのでしょうか





全塗装を依頼されキャンディーブルーを塗ったフロントフォークです
クリア塗装も終わり傷を付けない様に乾燥させていました






クリア塗装から 5時間弱置いたあと フォーク玉押しの
圧入部にマスキングをしていましたがそれをめくります






全く何も考えず無動作にテープを剥すと あら
テープに塗料が付いて来てしまいました 何時もなら
こうならない様に塗料が柔らかい間にめくるか 時間を置いた
場合はペーパーを当ててテープと塗料の縁を切るのですが・・
今回は全く無頓着に行ってしまいました ため息がでます




一晩気持ちを落ち着かせてから 次の日の早朝です
静かな時間帯なので落ち着いて仕事が出来ます






フォークコラムに玉押しを圧入すればほとんどが隠れます
ひょっとすれば隙間から白い色が見えるのかな と言う程度です






かと言って人に預ったフレームをこのまま渡す事は出来ません
本人は良いですと言ってくれていますが 出来るだけ補修を
やってみます 2000番の耐水ペーパーです






剥げた部分と下地の段差をなくす為に指よりペーパーブロックが
欲しかったので用意しました 木材より消しゴムが良さそうですこ
れを使いましょう






キャンディーブルーは 恐らく全く同じ色には出来ないので
補修ヶ所はなるべく小さく済ませたいです これ以上塗装に
ヒビが入らない様にペーパーで角を落しました






マスキングを行います このフォークコラムに見切りを付けるのは
難しいので 補修部分に合せテープをカットしています






本当に僅かな塗り面積です




キャンディーブルーです 下地が透けて見える塗料で
塗り重ねる量で色の濃淡が出ます






少しずつ塗り重ねて行きます 面積が小さくても
掛る時間は一緒です




どの程度にしようかと迷いましたが 補修部分が玉押しの際に見えるなら
明るい色より濃い色の方が良いかと思いその様にしたつもりです






さてマスキングを外して行きましょう 塗装から約
5時間置きました




ここから失敗は出来ません慌てず進めましょう






マスキングテープの塗り際を耐水ペーパーで削ってから
テープを剥しました




さらに補修で出来た段差をペーパーで研磨し 
同面(ドウズラ)に仕上げました






もう一度クリアを吹きます 溶剤で脱脂をして
新たにマスキングも行いました






クリアは補修部分だけではなくフォーク全体に吹きます






クリアを吹き終わりました これでしばらく置いて
おきます 補修の出来栄えはマスキングを剥してから
見る事にしましょう




クリア塗装から 5時間程度が経ちました マスキングも
剥しています






この色の少し濃い所が補修ヶ所です






下塗りの地肌が見え段差が付いていた補修前より
ましな程度には出来ています もう少し色が薄ければ
尚良かったですが加減が難しかったです





マスキングテープに塗料が付いて来た時は参りました 絶えずこの様な事は起る事なんですが
普段はそれに注意を払う事で無事に済んでいます これに限らず気を緩めたらいけませんね
フォークはクリアを塗り重ねた事で依り深い艶が出ました

前回の作業 【 フレーム塗装 クリアを吹く 仕上げ 】

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自転車 車載用ラック 制作

2017-07-05 20:19:55 | 製作・加工
自転車を車に効率良く積むために車載用ラックを制作します 自転車だけではなく
備品や着替えなども上手く積める様に考えながら作ります






大体何時もの様に 1本の電話から始まります
Kino さん女子選手で車内にラックを作って欲しい子が
居るのですが作ってやって下さい 
その子なら私も知っていますが どうも私の風貌が怖く
直接言えなかった様です(笑)
一度車の状態を見たいので自転車小屋に来て貰いました






現状は空いているスペースに色々な物が雑多に積まれています
この軽自動車の座席を 3 席確保しロードレーサーとピストレーサー 
3本ローラーを積み 加えて色々な荷物の整理もしたいとの希望です
出来れば必要な時に全部の座席が使えたら良いな~ って言っています(笑)






彼女の名は島袋(しまぶくろ)さん 仕事を持っているので
そうそう打ち合わせは出来ません 私が簡単な図を書き
メールでのやり取りで大まかな事を決めて行きました




私の自転車を違う場所に移し必要な材料と道具を
自転車小屋に集めました




今回は全て木工で進めます 車を預かるまでに木材の
面取りをしておきましょう これだけで数十分時間が
節約出来ます




さて車を預かる日が来ました 2日で仕上げてしまいます
選手の車なので練習に支障が出来てはいけません





事前に図面も書けなく現物合せで造作して行くので
積載する自転車等全てを積んで来て貰いました






現在は運転席の後ろでこの様にフロントフォークを
止めています ただこのベースが動きカーブで自転車が
傾くらしいです これは改善しないといけません




自転車は一旦降し次に必要な時まで保管しておきます






まず荷物を全部降し 掃除から始めます




では始めましょう 今度は運転席側の後部座席を空けたいとの事
車内で自分が休憩する時にこちらの方が使い勝手が良い様です
自転車は左側に積みます






今回はコンパネ(板)と 35mm の角材を使います 必要な寸法に切り
切り口はカンナで面取りをしておきます




まずベースになる底板を決めます 限られたスペースなので
出来るだけ広く取りたいですね




一日目はここまでです 休憩無し昼食無しで頑張りました
カンナやペーパーで面取りをするのに結構時間が掛ります
相変わらず図面は有りません 全て現場合せで寸法を決めています






私の若い頃ですが何時の時代も自転車の積載方法に工夫は
必要ですね このキャリアは VIVALO ビバロで作ってもらいました
これ以前はやはりアングル鋼を買って来て自分で溶接して作った
物を使っていたのが懐かしいです



二日目

朝一番に少し手直しをし後部ラックの天板を貼り終え
ここは予定していた形が出来ました




次は自転車のフォークを固定する金物に細工をします






これは今迄使っていたパーツを流用しますが 現在は
コーチを使い木に固定されていました これを小さなビスで
止めれる様に加工します
※ コーチとは木工用で頭がナットタイプの物をそう呼びます






鉄キリで 4.5mmの穴を片方に 4ヶ所開けました
これで 4mm のネジが使えます




フォークダウン金物も分解しオイルを注して動きを
滑らかにしておきました






自転車を置いて位置決めし金物を固定しました 下の箱は
シートと荷締め用ベルトで止めて有ります これで簡単に
取り外す事が出来 いざと言う時に座席が使えます






自転車を 2台積んでみました わりとギリギリに配置しましたが
この状態でサイドドアから自転車の積み降ろしが出来ます






自転車も無理なく正立しています この車輪と右側の
棚との間にローラー台を立てて入れます 当初私が
考えていたより、右の棚は巾を 10cm 狭くしました






普段積んでいる備品、用品も充分収納出来ています






棚板は全て引き出せる様にしました ここには敷居すべり
と言う部材を使い滑らかに板が動く様にしています




棚板は奥の荷物を出し易い様に引き出せる様にしたのですが 
この突っ張り棒を使うとここで弁当くらい食べれそうですね(笑) 
誰か椅子をプレゼントしてあげて下さい この棒は簡単に分解出来ます






フロントフォークの下も収納スペースとして使えます
あまり高さを稼げませんでしたが有れば便利です





材料の手配などは別ですが工作時間はまる二日です 島袋さんの希望がどれだけ
叶えられているのか解りませんが 楽しく快適に使えれば良いなと思います とても楽しい作業でした





今回カスタムしたのは MAZDA マツダ SCRUM スクラムワゴンと言う車種ですね
高さも広さも申し分なく自転車愛好家には嬉しい車です
今回使った費用は 木材関係 7000円 木工金物 2000円 敷居すべり 1300円
荷締めベルト他雑材 1700円 合計 12000円
コメント (4)
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