Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ゴム玉ポンプ 先端部材加工

2023-02-06 20:04:21 | 設備 水道工事
手動ポンプでゴム玉を使うものが有ります それを自分が使い易い様に手を加えます
まずは先端に使う部材を加工します





手動のポンプで液体を吸い上げ排出する為に使います 使い途は人に依り様々でしょう






このゴム玉を握り開放する事で液体を吸い
片方から排水します 中に弁が入っている
様です






私の場合、水道工事で配管をする際 パイプの中に残っている
水を吸い出す為に使います パイプの残水が接着剤の邪魔を
しない様にする為です 
また給湯配管の銅管はハンダ付けしますが これを行う事で
確実な仕事が出来ます






これは灯油などに使うポンプですが これに少し
手を加えて使っていました








パイプの中に通し易いチューブを使える様にしています




今回のゴム玉のポンプの チューブクランプが
大きくて邪魔になります 小さな物に代えます






在庫として置いている中からこれを使いましょう
片方だけで OK です






ホースクランプが動き難かったので ラスペネを塗布
しました






さてここからが今回の本題です この排出側から
排水された水は容器で受けますが このホースの先端が
容器の底で落ち着いていて欲しいので、ここに重量の
有る物を取り付け様と思います 錘(おもり)です






これは 10mm 三分の銅管です 太さは良いですが
これだけではまだ軽くて効果が無さそうです






そこでこの様なナットと併用すれば丁度良さそうです






これは衛生器具の部材ですが 本来この様な事に
使う物では無いですから 細工は必要です 材質は
真鍮でしょう






この真鍮のナットをこのまま使うのでは無く 確実に
排水出来る様に手を加えます 墨付けをしました






墨はナットの4面に入れています ポンチを使います




墨にポンチを打ちました 最終的にここへ 6mm の
穴を開けるつもりです






電動ドリルと鉄工用のキリを用意しました






先程のポンチで いきなり 6mm のキリを使っても
芯ずれを起こす確立が高いので 3mm のキリで下穴を
開けます




仕事は外で行いましょう






3mm のキリを使いました ただ穴は開けていません
穴を開けてしまうと 6mm のキリを使った時に先が
引っ掛かる時が有るので ここで止めています






6mm のキリに代えました






6mm の穴を 4ヶ所開けました ここまで下準備をしても
綺麗な仕事が中々出来ないです 






サンダーを使います 刃は切断用です






サンダーで穴を開けた部分の 先端を飛ばしました






整備テーブルの上で続きをやります ヤスリでバリ取りと
多少形を整えます




今回の計画のうちの ナットの加工は終わりました
ちなみにこのナットは トイレや洗面の止水栓と
給水パイプを接続する時に パッキンと併用して
使います





今回行った加工は ゴム玉ポンプの排水側のホースの先に使いますが そのホースが容器内で
どの様な状態であっても確実に排水される様に考えたつもりです この部材は元々ねじ込み
使う物です、それを先程の銅管と固定する必要が有ります その作業は次回にさせて頂きます
次回もどうぞお付き合い下さい


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