真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

入閣率は1割強 「狭き門」に70人

2019年09月10日 | Weblog
11日に内閣改造が行われるニュースがこちらでも流れている。非公式ではあるが、どのポストにどの政治家が就任するのかが次々と発表になっている。

内閣待機組が70人いるとかで、入閣率は1割強の狭き門らしい。こんな報道を見ると、なんだかなーと思ってしまう。政治家先生方は何のために政治家やってるんだろうと思う。

当選回数を重ねても入閣経験のない「待機組」は約70人に上り、先生方は大臣になりたいようなのだ。第2次安倍政権が発足した2012年以降の人事を分析すると、閣僚ポストを射止める割合は1割強にすぎないらしい。

自民党では衆院で当選回数が5回以上、参院で3回以上の議員が入閣適齢期
らしい。第2次安倍政権以降、閣僚経験者は増えたが、閣僚未経験の待機組は、適齢期に含まれる当選回数の議員全体の4割強を占める。

安倍さんは2日の政府・与党連絡会議で、今回の人事について「与党は老壮青の人材の宝庫だ」と語ったのだが、それでもなかなか厳しい倍率だと思う。

安倍さんはお友達内閣と揶揄された内閣を作ったこともあるし、派閥にも気を使わないとならないとなると、巷で囁かれる「人事は不公平」と言う言葉がチラつく。

安倍さんは、2012年12月に政権を取った後、組閣と内閣改造を8回実施し、留任が大半の2014年12月と2017年11月を除く6回を見ると、初入閣は平均9人程度だ。首相を除く19人の閣僚枠の約半分にあたるものの待機組の12%しか入閣していない計算になる。

今よりも派閥が閣僚人事に影響力を持っていた時代は、首相が各派の推薦を受けて待機組を入閣させ、派閥のバランスを図った。それを大きく変えたのが小泉純一郎首相で、派閥順送り人事を排し女性や民間人を積極登用した。

安倍さんはキャッチフレーズが大好きで、次々とキャッチーなフレーズを作って来たけど、何一つとしてその結果を検証もせずに、新たなキャッチコピーを発表している人だ。

時には総理でありながら野次を飛ばし、疑惑も残ったままだし、企業寄りの人事改革ばかりを押し通して総理でいるってことは、自民党は人材の宝庫ですか?野党もだらしないことも確かだけど。
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