真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

皇后雅子さまは、さすが

2019年10月28日 | Weblog
令和になって以来、皇后雅子さまの体調が良好そうに見え、「適応障害」は、もう心配ないのか。トランプ大統領の来日で、雅子さまの本領発揮ができたのだはないかなと感じた。随分と長い間雅子様は苦悩していたのだろうと思う。先日元同僚とランチした際に、天皇陛下は目が高いってことだったねと言い合った。意思と主体性のある女性だったからこそ天皇(59)は雅子さまを選んだのだろうと思う。

令和の幕開けと共に念願だった皇室外交が実現し、通訳なしの堂々たる姿を国民に見せることができ、皇后になったということそのものが良い作用をもたらしている。雅子さま(55)の「適応障害」を「実存のうつ」で、生きる意味を失った時に苦しみが始まる、若い世代に増えているうつなんだそうだ。
 
天皇というのは、「地位」と「機能」が一致している存在で、組織のトップなら「形だけの存在」もありえるが、天皇にはなく、地位にあることが、機能している。「象徴」とはそういうもので、皇后もそのことを自覚し、私はこれでやっていくんだという強い覚悟が感じられる。

皇太子妃時代に「苦手」とされていた大勢の人に囲まれるような場面でも、人前に立つことに意味があると、はっきり感じられるようになったのだと。『平成の終焉』『皇后考』などの著書がある放送大学教授の原武史さんは「災害が日本を頻繁に襲うようになり、天皇の存在感が上がった」と言っている。自分たちは被災者を励ます存在で、つまりいるだけで価値がある。そういう存在だから、自分を見せる、見てもらうことに意味があるのだと、雅子さまは気づかれたのではないでしょうか。

皇太子妃時代、皇室では自分本来の能力を使う機会もなかったのだが、皇后になり自身の存在感を実感できた。やっと地位と自己評価が一致し、意思と主体性から来る存在感だ。でも皇室には非合理性がついて回流が、皇后になることで折り合いがつき、この役割を全うするんだという決意ができた。決めてしまえば意志の強い方で、ハーバード大学でトップクラスの成績を収めた雅子さまだし、外務省のキャリア官僚だった方でもある。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 暴行した教員に休暇中も給与... | トップ | 萩生田文科相の英語民間検定... »

Weblog」カテゴリの最新記事