真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

お金の使い方は色々だけど

2015年05月13日 | Weblog
パブロ・ピカソの絵画「アルジェの女たち O」(1955年)が11日に米ニューヨークで開かれたオークションに出品され、芸術作品としては史上最高額となる1億7936万5000ドル(約215億円)で落札されたというニュースを見た。

折しも、月曜日にルーブル美術館展とマグリット展を旅友と見に行ったばかりなので、ピカソのアルジェの女達Oが215億と聞いて、何だこの天文学的数字は?と思うと同時に、金額が大き過ぎて良く分からない。

通常落札時間は7分位らしいのだが、このアルジェの女たち 0は15分かかったと言っていたけど、15分で215億が動いてしまうことにも驚きだ。

オークションを主催したクリスティーズによると、「アルジェの女たち」の落札予想価格は1億4000万ドルだったそうで、出品者は非公開、同作品は1997年のオークションでは3190万ドル(現在のレートで約38億円)で落札されていた。

ではこういうオークションに誰が参加出来るかと言うと細かい規定は無いらしいが、参加する前にその人の資産チェックはあるようだ。でも、今は電話で入札も可能になっているというし、この215億も電話で落札したと言うから理解の範囲を超えている。

ちなみに215億円は落札者の現地通貨で支払うのだそうだが、手数料も23億だというから手数料も桁外れの様に思う。日本での高額落札は、1987年に安田火災がゴッホの「ひまわり」を3992万1750ドルで(当時のレートで58億円)落札した。

最近は中東マネーや中国マネーがオークションに投入されていて、全体的に落札価格が上昇しているそうだ。日本国内の平均落札価格も上昇中なんだそうだ。

通常落札者の名前は伏せられるのだが、中国民営エンターテイメントグループ企業の王中軍社長は、ピカソの絵を35億8000万円で買い、次いでゴッホの絵を71億で落札したそうで、やはり中国マネー恐るべしだ。

友人のお母様の40万円の舞子さんの絵を買う迄、私は1時間もかかった。私にはとても高額だったけど、恥ずかしいからもう言うのやめようっと。

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