真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

平均費用16万3千円

2012年05月29日 | Weblog
平均費用16万3千円というのは、この張る卒業した学生が就職活動に使った平均金額だ。就職情報会社ディスコの調査結果なのだが、この費用にも実は地域差があって、関東は13万7千円、中四国の学生は21万4千円、九州は20万9千円だった。

内訳わというと、リクルートスーツ代金が、平均4万円前後で、これは地域差は無い。交通費はと言うと、平均7万5千円でこれは当然なファラ地域差があり、九州は11万余りだったそうだ。

加えて宿泊費も平均8千円の所、九州は1万9千円、関東は992円だった。やはり関東地区に集中しているのが分かる。誰が負担しているのかというと、半分は自分で半分は親や大学からの補助だ。

就職活動のためにスマートフォンを購入したり、資格取得を目指す費用など、就職活動費が減ることは考えにくいと、ディスコの担当者は言っているのだが、このように費用をかけ、苦労して就職をしても3年で3割が離職する現状がある。

政府は、高い失業率や就職難などの若者を取り巻く厳しい雇用環境の改善を目指すとして、若者雇用戦略原案をまとめた。特に3年以内に3割の離職率に注目している。

3年3割の比率を言われて久しく、一向に改善しない。ミスマッチによる離職というのだが、始めから不本意就職だからだ。「何処でも良いから内定を、とにかく一度就職してみて、嫌なら辞めれば良い、だって、何時でもどこにでもアルバイトは有るでしょう」、と考えているからだ。

就職難のため始めから希望の職、、つまり、彼らが考えているところの希望の企業に就職出来ないからだ。彼らの考える希望企業とは、有名企業、大企業と彼らの志向も変わっていない。


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