真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

まだこんなことをしている

2010年11月19日 | Weblog
ソウルで違法タクシーが日本人に5倍の法外料金を請求し、結局御用となったという記事を読んだ。感想としては、「えっ、まだこんなことをソウルでしているの?これじゃ~、国際都市にはならないな~」。

というのは、1990年頃からソウルに仕事で良く行った時、当時は金浦空港からホテルまでタクシーに乗ったのだが、タクシーはぼろぼろで、メーターが着いていても、悪徳ドライバーが法外な値段を吹っかけてきた。手口は、ホテルの裏口につけてお金を請求するのだが、こちらも心得たもので、ドアマンのいる方に車を回してと言って、ドアマンに事情を話して正規の値段を払ったものだ。

恥知らずなことをしたドライバーは、「コールバン」と呼ばれる貨物運搬用のワゴン車で、ジャンボタクシーを装って違法に黒の塗装を施し、メーターやタクシー灯を設置した無許可のタクシーだった。メーターの金額は異常な早さで上がり、宿泊先のオホテルに到着した時の料金が15万ウォン(約1万900円)にまで跳ね上がっていた。通常なら3万ウォン(約2200円)ほどの距離だ。

ソウル市交通指導取締班は今月5日、被害届を受けて追跡を開始した。車両の所有者(62)は、これまでにも駐車違反、バス専用車線通行違反、環境負担金未納など33件の違反歴がある悪質ドライバーだったそうだ。

運送指導チームのチーム長は、「外国人を相手に法外な料金を請求するのは国家的な恥となるため、徹底的に追跡した。コールバンは法的には貨物車両に分類され、法外な料金について懲罰を下すことができないため、代わりに違法なメーターやタクシー灯などを設置した容疑で、このドライバーを摘発した」と語っている。

韓国での移動は殆どタクシーなのだが、一方でまだこんなことをと思う。12月に行くので気をつけなくちゃ。

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書店数10年で3割減

2010年11月19日 | Weblog
秋も深まり街並がとても綺麗になってきた。読書の秋なのに、全国の書店数が年々減り続け、2000年には全国で21654店有った書店数が今年は15314店に減ってしまった。調査は「アルメディア」という出版社が行った結果である。

書店数は減る一方だが、大型化がすすでおり、2009年迄は全国の合計売り場面積は増加傾向だった。でも、2010年には減少に転じてしまったのだ。理由は小規模点の廃業に加えて、大手が各地に開いた大型店を閉鎖・撤退する動きがあるからなのだそうだ。

今は書店に行かず、ネットを通じて書籍を買う人も増えているし、さらにネット本も出てきているから本屋に行かなくても用が済むのだ。紙の本を買うよりもダウンロードした方が安いということもある。まるでCDの後追いをしているようだ。

ネットでは1曲200円位で買えるので、そのうち本も章立てて売るようになるんじゃないかと思うほどだ。でも本は1冊読んで初めて分かるものだから、章ごとに売る訳にはいかない。

一方で毎日何百冊と出版されるため、そうそうヒット商品が無く、その半数以上がすぐに新古本として売られてしまうとも聞くのだが、そう言えば、久しく何百万冊も売れたと言うベストセラーは一昔前ほどないような気がする。

好みが多様化しているってことなのかも知らないが、ネット社会になると情報入手先も多様になるため、書籍が売れなくなるのかもしれない。手元にお気に入りの本を置いておくのも楽しみの1つなんだけど。




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