警察の不正経理

一部の管区警察学校や県警で不正経理があったことがまた公表された。会計監査員が調査すると５年間に３千万円が不正に支出されていたのだそうだ。取り締まるべき警察での不祥事には本当に腹がたつ。

４年前にも北海道警の不正経理が発覚し、謝罪した上で北海道警察幹部は、私費で不正分を変換したのだが当たり前のことだと思う。税金で運営されている警察での不祥事なら当然首だと思うんだけど身内には甘い。この事件をきっかけに、全国での内部会計監査が厳しくなったのはずなのだそうだが、また不正経理が発覚したというお粗末な話しだ。

事件解明のためには、血眼になって証拠集めに奔走するだろうに、自分たちは警察官だから不正をしても手が及ばないとでも思っていたのだろうか。もちろん真面目で良い警察官も沢山いると思うけど、最近、隠し撮りで逮捕されたり、薬物で逮捕される警察官が多いように思うのだ。

身内への操作が余り機能していないってことなんだろうけど、不景気になると警察官、自衛官を目指す若者が多くなることを思うと、こういう不祥事は起こしてはならない。清廉潔白であってこそ、市民から信頼されると言うものだ。

警察組織は絶対的階級組織だから、上司がしっかり監視すれば不祥事など起こるはずも無いのに、慣行化されているってことなんだろうと思う。