真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

室温12度は規則違反

2010年01月10日 | Weblog
夏場の事務所などの室温設定は、省エネとエコを考えて少し高めの27~28度設定にするように、昨年本学ではそういうおふれが回った。学生が教室に40名以上もいると、28度の温度設定は、蒸し風呂にいるみたいに暑い。女子学生は割合と薄着が可能なのだが、教員はT-シャツで講義をすることは出来ないので、汗だく(つゆだくではありません)で、講義をすることになる。

冬はどうかと言うと、室温を何度にしなさいというお達しは無い。冬場は学生も厚着をしてくるので、寒くて授業が出来ないということは聞いたことは無いのだが、イギリスでは、オフィスの最低室温が職場規則として定められているらしい。

1992年に「総ての屋内の職場気温は適度でなければならない」とされ、「最低でも16度」と定められており、それ以下の場合は規則違反なのだそうだ。ヒーターなどの故障で室温が16度以下であれば、規則違反だからと、帰宅しても良いらしい。16度に満たない職場で働くことを強要すれば、規則違反で会社を訴えるに充分な根拠になるのだそうだ。

この記事を読んで、やはり国によって色々な規則があるものだなと思った。翻って日本はどうなっているのかが気になると同時に、フィリピンのマニラに毎月出張していた時、夏場(いつも夏ですが)にエアコンが壊れ、よく停電にもなってパソコンのデーターがフリーズしたのだが、この場合は誰に訴えれば良かったのかなといまさらながら思う。

1990年頃のフィリピンは、電力不足でしょっちゅう停電になって、工場の機械が稼働せず納期に間に合わなくて焦ったのだが、現地では当たり前のことなので、誰1人として焦る者はいなかったな~と懐かしく思い出した。

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