「型造り」に使用する生ゴムは 別途注文にて硬度指定で製作依頼する
指定した 板厚、幅、長さのゴムを必要寸法に一枚一枚カットし 加硫機熱板の長さ
に合わせ積み重ねていく
クローラー芯金部には鉄芯を入れ 隙間無く埋め尽くす
熱板とクローラーの長さ、幅により必然と型寸法決まる
この下型製作作業迄は何処ででも作業出来るが表面(上型)を製作するには
加硫機にセットし加硫機を抱きかかえるスタイルで同じく一枚一枚と隙間に寸法合わせ
カットし埋め尽くす
上記作業終えた時点で初めて加硫へと入る
当社のクローラー修理は「型」を使用しての焼付け修理となるので 型が無いと出来ない
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
修理工法は色々在るが 「綺麗に、どんな修理でも出来る」を目的としている
昨日親父 型造りしている時間 000君駐車場で持ち込まれた2本のクローラー
修理箇所を確認している まだまだ手付かずの修理クローラー残っているのに
増えてしまった 型造りを終え加硫している時間に 前より依頼されていたミスト装置
に後に出来上がったカバー取りつけする
工場隣にある「柿」」の木には実がなっており 収穫時期は既に過ぎている
かあちゃんに「もいで!(摘み取る)」と催促されてはいるのだが 親父時間ない!
其のうち其のうちで柿の実も柔らかくなり熟してしまう
日曜日に もぎ取り予定しているので これ以上言わないで「かあちゃん!」
・・・・・これより趣味・・・・・
約30年前になる 父と親父二人で河北町谷地に在する「堀米しろべい(漢字不詳)」宅
へ伺ったことがある
この方は以前 京都に紅花を運んでは豪商となる 歴史の流れは調べた事無く 不詳
親父の記憶に残っている事を記す
用件は骨董品を見させて頂く目的だった 茶室に案内され「茶」を頂き話する
話の中で「以前は骨董品一杯あったんだが 今は無い!」と言われ目的であった
「骨董品眺め」出来ずあちこちを見渡す
渡り廊下のなげしに(写真)3本あった 無理とは思っていたのだが父の一言
「譲って頂けませんか?」の一声に「あぁ~いいよ」の返事で一本購入する気になる
他二本は柄が長年手を付けられず放置され「弓状」に反っていたので気に入らない
父購入一本は真っ直ぐな状態だったので 一番良い「三本熊手」を選ぶ
「槍」などの長物は横の状態にて長押などに置いておくと長年には反りはいる事あり
たまには転回してやらなければならない
骨董仲間に聞くに 堀米しろべい様 防御目的で敷地内に「鍛冶屋」を雇い
日々 防御武具等を造らせていた! と聞く
この「三本熊手」は堀米家独自発案で 馬に乗っている「敵」などを引っ掛け
馬より引きずり降ろし柄の端「石突き」で刺す目的の代物・・・・全長 2m(実測)
後の耳伝えで茶を出してくれた方は0理人であり堀米家の方ではなかった
色々の事情重なり河北町に「譲渡」 町で改装し「紅花資料館」として存続している
堀米家の00の方は東00学の教授、000さんはプロバイオリニスト 堀米0ず0さんで
現在活躍中の日本で有名な「お方」で御座る・・・親父一度コンサート聴いた事ある