山登りとバイクの旅

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針ノ木峠から山スキー

2016-05-01 16:09:53 | 山スキー
4月30日(土) 針ノ木峠山スキー
        天気 晴れのち雪 行動時間 9時間24分 



今年のGWはどこへ行こう!
雪が少ないのでベストは立山だろうが、今回は久しぶりに連休に寒波が来る。

前半のベストは30日と予想し出掛けたが想定外の天候になった。

出だし朝は快晴
予定は蓮華岳大沢右俣で出発したが、雪の状況を見てからで昼過ぎに山頂到着でいつもより遅い出発で6時50分くらいに市営駐車場出発

前から気になっていた扇沢総合案内センター裏の橋から右岸で行って見たがリサーチ不足でした(*^^*)



雪は無いし、藪漕ぎで四苦八苦
今回同行してitahayaさんに申し訳なかったが途中まで来たので前進あるのみ。

左岸から橋まで1時間ちょい掛かりました。



帰りの写真ですが左岸の橋までは雪なし
GW時期は2回目なので昨年との比較ですが、ビックリするくらい雪がなし。
みんなそー思っているでしょう~



砂防ダムも雪なしの沢が見える。



天候も良いので雪が緩むかな?と雪渓を詰めます。



今回一緒に同行してくださったitahayaさんとしゃべりながら登ったので長い雪渓もあっという間
ヤマクボ沢か針ノ木峠どちらに行くか話し峠の方に決めそこからヤル気スイッチが入り先行します。



まだこの時は、そんなに天候の急展開は予想していなかったが、今思うと雲が出る前に上空の怪しい雲が知らせていたのかもしれません。
(今回話に夢中で写真が少なかった)



5時間ほどで針ノ木峠に到着
雪の状況は予想通りカチカチ氷までいかないが大事を取って、蓮華岳ピストンでアイゼンを付けて峠を出発

西斜面は雪なし
雪庇は8メートル伸びていますよ。



視界が悪くなり、先行の蓮華岳ピストンの人達が蓮華大沢手前ですれ違い。

蓮華岳も見えなくなって来たのでドロップポイント確認出来たので時間も13時過ぎなので引き返す事に

ここから状況が一変
稜線を駆け上がる西風が強くなり時々強風体勢を取らないと持って行かれそうになる。



そんな中、強風に耐える雷鳥に出会い一瞬自分も強い気持ちになれたが、一寸先が見えない稜線で痛恨の方向見失い

GPSがグルグルしているかと?思ったら自分がグルグル回っていました。(*^^*)
苦しい状況下で悪い判断でした。

しばらく歩き行きと同じ風向きと雪庇の方向にこれは戻っていると気付きGPSを見るとやっぱり蓮華岳に向かっていた。

まさかの展開に少し焦ったが、少しずつ進むと視界が広がる。
振り返ると完全雲の中で強風域に入っていました。

峠に戻ったのは15時前でした。
ひと安心して滑走準備



今回、相棒がいるので自分の滑走写真を撮ってもらう。




写真 itahayaさん提供ありがたく使わさせてもらいます

帰りが遅くなったので針ノ木峠下の沢に新雪が薄っすら積もり以外と滑りを楽しめました。


パートナーが居ると心強いけど、やっぱり一人より警戒心が薄れるかな?

気を抜かない様に切磋琢磨してまた同行したいと思いました。

連休は遠征で2日間山スキーに行く予定でしたが、1日の方が山頂の風が強い予報だったので、大谷原から西沢で爺ケ岳の予定を下見だけにしてキャンセルし薬師の湯で温泉に入り、その日は一人宴会準備をして前から気になっていた高ボッチ高原に移動し車中泊

諏訪湖バックの富士山は後日UPします。
見えたかな?