山登りとバイクの旅

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御嶽山(北西)尺ナンゾ谷山スキー

2008-03-29 21:55:28 | 山スキー
3月29日(土) 岐阜県御嶽山(北西斜面) 濁河温泉少年自然の家出発
        単独 山スキー 日帰り 山行 8時間15分

こんな感じのルート(正確ではありません。)
 出典 電子国土

岳人ハイグレード山スキー参考
御嶽山北西斜面尺ナンゾ谷へ行ってきました。
結果は時間切れ(登り12時まで)で尺ナンゾ谷森林限界下部で下山でした。

少年自然の家から林道経由して材木滝上部の川渡り上俵山までの
ルートファインディングに時間が掛かってしまい核心部の広く快適な沢に
たどり着くまでに体力を消耗してしまい山頂までは行けませんでしたが
収穫があった山スキーでした。

コース写真
<兵衛谷川越え>


水量が多く探さないと渡れません。

<川を渡って登る第一沢登り>


登る時はここが登り易いと思ったが、下りは雪が少なく狭かった。

<第一沢を登りきった緩斜面部>


ここから上俵山までが長く、視界が無く同じ景色のため不安になる。
しかしオオシラビソの原始林で幹が太く木の間隔が広いので歩きやすい!
上俵山からは細いシラビソが多く木の間隔が狭くなりまっすぐに歩けない
所が多い。少しずつ高度を下げる。

<広い沢部>


やっとお目当ての広く快適な沢に到着
沢に降りるときは雪の斜面をスキー滑る。

<沢を登ると滝と沢の二股に分かれる>


今回はガイド通り滝を巻いて登る!
右側の沢も登れないことはないが、上部はかなりの急斜面になりスキーでは
登れないと思う。

<滝上部の沢>


ここからの登りは沢でも、稜線でもどっちでも傾斜が緩いので登りやすい!
今日は新雪の下はしまった雪だったので、私はシールを一度外した後つぼ足で
登る。

<上部はさらに沢が分かれる>


高度を上げると沢は更に枝分けれをしてどこでも滑って状態の斜面

<まだまだ続く沢天国>


この沢を見た時、11時45分登るか?降りるか?考えたが
まだ帰り道登り返しが多いので、ここで今回は閉めることに・・・

また次回に来たらいい!今年初の3000m級はおわづけ。

今回初めての場所での長丁場なルートファインディング、森林限界を越えることが
出来なかったが、視界がないところでの地形(地図)を読み取る力に自信が
持てました。雪面ならではの登り方は面白いですね!
御嶽山はまだまだ登りたいルートがあるのでまたチャレンジしたいです。