将棋界の定番の質問として、
「好きな駒は何ですか?」というものがある。
将棋は駒に個性があるため、
その一つ一つに愛着がわくのだ。
このため、好きな駒質問は
将棋ファンやプロ棋士への定番の質問であり、
羽生名人のクラスになると、
人生において数千回は質問されてきたことだろう。
この質問だが、傾向としては、
「飛車」と「桂馬」という答えが多いことで知られる。
飛車は最強の駒であり、
桂馬はその動き方が特殊だから、
そう答える人が多いのはよく分かる。
もっとも、藤井九段クラスになると、
より創造的な回答になり
「駒台の金銀三枚」ということになる。
私は、これを聞いて、
自分の「好きな駒」の概念がいかに浅薄だったか反省をした。
私の好きな駒は「玉将」、
理由は「絶対取られたくないから」という単純なものだったが、
考えてみれば、駒が好きかどうかは状況に依存する。
(なお、玉将については、
「こいつのせいで負けたから」という理由で
むしろ嫌いな駒に挙げる人も多い。
いわれてみればなるほどで
私も将棋の敗因のほぼ100%が玉のせいである)
歩切れをつかれて香車を撃たれたときに
「好きな駒は何ですか?」と聞かれれば
(なぜ、そんな切羽詰まった状況で、そんなのんきな質問をされるのか
という問題はあるが))
誰でも「歩だよ、歩!きまってんだろ」というだろう。
あるいは、いくら飛車が好きでも
△1九銀成、▲同飛車の結果、飛車が
香車並みの働きしかできなくなり、
それでもその飛車が好きだという人はいないだろう。
こう考えると、「好きな駒は何ですか?」という質問は奥が深い。
さて、話は本題に入り法律の話である。・・・・つづく
「好きな駒は何ですか?」というものがある。
将棋は駒に個性があるため、
その一つ一つに愛着がわくのだ。
このため、好きな駒質問は
将棋ファンやプロ棋士への定番の質問であり、
羽生名人のクラスになると、
人生において数千回は質問されてきたことだろう。
この質問だが、傾向としては、
「飛車」と「桂馬」という答えが多いことで知られる。
飛車は最強の駒であり、
桂馬はその動き方が特殊だから、
そう答える人が多いのはよく分かる。
もっとも、藤井九段クラスになると、
より創造的な回答になり
「駒台の金銀三枚」ということになる。
私は、これを聞いて、
自分の「好きな駒」の概念がいかに浅薄だったか反省をした。
私の好きな駒は「玉将」、
理由は「絶対取られたくないから」という単純なものだったが、
考えてみれば、駒が好きかどうかは状況に依存する。
(なお、玉将については、
「こいつのせいで負けたから」という理由で
むしろ嫌いな駒に挙げる人も多い。
いわれてみればなるほどで
私も将棋の敗因のほぼ100%が玉のせいである)
歩切れをつかれて香車を撃たれたときに
「好きな駒は何ですか?」と聞かれれば
(なぜ、そんな切羽詰まった状況で、そんなのんきな質問をされるのか
という問題はあるが))
誰でも「歩だよ、歩!きまってんだろ」というだろう。
あるいは、いくら飛車が好きでも
△1九銀成、▲同飛車の結果、飛車が
香車並みの働きしかできなくなり、
それでもその飛車が好きだという人はいないだろう。
こう考えると、「好きな駒は何ですか?」という質問は奥が深い。
さて、話は本題に入り法律の話である。・・・・つづく
私は趣味が司法試験の勉強か将棋位しかないので、よく分かります。