優秀な広告マンだったハワード（ウィル・スミス）。
しかし娘の死をきっかけに彼は心を閉ざしてしまう。
会社の仲間であり友人でもあったホイット（エドワード・ノートン）、クレア（ケイト・ウィンスレット）、サイモン（マイケル・ペーニャ）はハワードを助けたいと考えていた。
そこで彼らは偶然知り合った３人の劇団員、ブリジット（ヘレン・ミレン）、エイミー（キーラ・ナイトレイ）、ラフィ（ジェイコブ・ラティモア）の力を借りてハワードが自分を取り戻すきっかけを与えようとする。
苦しみながらも少しずつ前に進んでいく、そんなハワードの姿を描いた作品。
とても良い映画でした。
セリフや内容は自分が苦手とする抽象的なもので、映画が意図するところをきちんとは受け止められていないかもしれません。
それでも自分なりに考え、いろいろと思うところがありました。
映画の主役はハワードで、彼の心を救うのがメインのストーリー。
でも友人の３人と劇団員の３人がそれぞれペアになってハワードについて相談していく中で、実はホイット、クレア、サイモンも悩みを抱えていて、彼らもまた３人の劇団員によって救われていくのです。
この展開が良かったです。
そして最後には「なるほど、そういうことか」と１人納得してしまいました。
なんて切ないんだと…
ブリジット、エイミー、ラフィの存在はいろいろと想像させられます。
明確にこう、という答えは出てきていませんが（たぶん）、人によって捉え方はいろいろで良さそうです。
最近、ヘレン・ミレンがやたらと気になります。
素敵な女優さんですね。
▼ ヘレン・ミレン出演作品
2011年02月06日 映画02本目－2011｜RED／レッド
2014年06月23日 映画23本目－2014｜RED リターンズ
2017年09月01日 映画39本目－2017｜アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場
