春夏秋冬

日々流されないために。

郷里を教えてというgooブログのお題

2005年03月20日 20時59分32秒 | ふるさと・徳島
小生の郷里は、四国の徳島です。
 
今を去る半世紀も前に郷里を飛び出し、大阪に数年、関東にウン十年です。先日(2月28日付け)、「あさかぜ」今日で最後とのニュース、という題で書いたように、上京した頃は、交通が今ほど便利でなく、郷里に帰るのが大変でした。
 
大阪の某大学を卒業するとき、講座の教授から、東京の就職先を紹介されました。郷里が四国でしたので、出来れば大阪の近辺と思いましたが、なかなかうまくいきませんでした。
 
それ以来、ずーっと、関東暮らしです。母親が一人郷里に残ったので、結果的に母親には不義理を致しました。つまり親孝行が出来ませんでした。今、それが残念です。ある時、四国に本社がある会社の東京支店にいきました。そして、この会社に転職したいと、そして四国に勤務地を持ちたいと、無謀にも申し出ました。すると、東京支店長曰く、君が東京で一所懸命働くことが親孝行になるのだ、と一喝されました。
 
現在は、会社も定年になり、世に言う悠々自適?の生活をしておりますが、郷里には、墓もあるし、親類もいるし、やはり郷里は郷里です。
 
今年は、小生の叔母上様の17回忌で郷里に帰ります。小学生の頃、そのお家に疎開して、お世話になった思い出があり、こういう郷里の思い出は、老境とともに段々浄化されてくるのでしょう。

 

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