春夏秋冬

日々流されないために。

流山おおたかの森、駅前工事の真っ最中!

2006年05月29日 09時31分06秒 | つくばエクスプレス
つくばエクスプレス「流山おおたかの森」駅前が、来年春の開業に向けて、工事の真っ最中。散歩の途中、写真を撮ってきた。
  

ここがショッピングセンター前の広場となる。左側の3階建ての鉄骨がショッピングセンター。右側の線路までの空間は何になるのだろう。バスがこちらに入ってくるのかな。
 

駅に近い方も出来ている。が、こちらは3階より高いようだ。こちらが駐車場に?そんなことはないだろう。フィットネスか映画館か、がこちらになるのかも。駅から一旦下に降りるのではなく、駅通路のそのままの高さで、ショッピングセンターに行ける渡り廊下或いは歩道橋を造ってもらいたいと思う。
 






上総鉄道の旅を車でする

2006年05月26日 15時30分56秒 | 旅行
今日は、ローカルそのものの上総鉄道(かずさてつどう)(千葉県)の各駅を車で巡った写真をアップする。5月22日から1泊2日の予定で、以前勤めていた会社の同期会が千葉の御宿であった。行き帰りを車にしたので、一寸寄り道をした。
 
東葛のわが家から御宿に向かうには、国道16号を千葉方面に南下し、穴川ICで高速道路に入り、市原ICまで行き、ここから国道297号で、一路、勝浦まで行くのが近道。
 
今回、297号の裏側の道路である81号を行くことにした。この道路沿いに上総鉄道のローカルな駅があるからだ。
 
上総鉄道は、市原市の五井駅から上総中野までの計18の駅をつなぐ超ローカル鉄道。以前、上総鶴舞(かずさつるまい)なる駅を見て、こんな駅が他にあったら、見たいと思っていたので、今回は、ちょうど良い機会なり。
 
先ず、上総鉄道の五井からの駅名を書いてみると、五井、上総村上、海士有木、上総三又、上総山田、光風台、馬立、上総牛久、上総川間、上総鶴舞、上総久保、高滝、里見、飯給、月崎、上総大久保、養老渓谷、上総中野の18駅。
 
五井から上総鶴舞までは、比較的街中の駅だし、また、時間もないことだし、素通りした。
 
で、上総久保から向こうの8つの駅を巡ってきた。本当は、列車に乗りたかったが、時間がなかったので、車で巡る旅となった。ほとんど利用客のいない、さびれた駅ばかりだった。

 
 
【上総鉄道の8つの駅】

(1)上総久保 駅

向こうに見える踏切のところで、すれ違うように向こうから車が来たので、駅はどこですかと訊いた。すると、あそこですと、指さされたところが駅。この駅、普通に来ても駅とは分からない。
 

電話ボックスが新しかった。
  
 
(2)高滝 駅

この駅も、あちこち訊ね歩いて見つけた駅。81号道路沿いだが、一寸入ったところにあって、そのつもりで行かないと分からない。高滝湖という人造湖近く。
 

ホームにて。
 
(3)里見 駅

倉庫かなと思った 何の変哲もない駅
 

線路の上で、撮影会をやっていた。


(4)飯給 駅

飯給は いたぶ と読む。何にもない!! おばあさんが道路脇に座っていた。あそこが駅ですかというと、そうだという。しばらくして、タクシーがやってきた。見ると、先ほどのおばさんが乗り込んでいた。駅はあっても、鉄道は利用されていないということ。
 
(5)月崎 駅

車両横の行き先表示には「五井-養老渓谷」とあった。終点の上総中野ではなかった。どこかの駅の掲示に、「集中豪雨で、養老渓谷-上総中野間の鉄道橋に障害が出来た云々」とあった。この間は不通になっている由。養老渓谷-上総中野間の運送はどうしているのだろう。
  

老夫婦がアイスクリームを食べていた。我ながら、よい写真。
  
 
(6)上総大久保 駅

まわりには何にもなく、しかも、森にかこまれて、一人で来るには怖いようなところ。駅というと、人が集まるところと思うが、これはまさしくそういうものではなく、森の中のさびれた一軒家のごとき。
 
(7)養老渓谷 駅

先ほど、月崎を通っていた車両に乗っていた女性の車掌さんが係の人と話し込んでいた。
 

養老渓谷駅。駅前には、タクシーが止まっていた。運転手はいなかった。
 
(8)上総中野 駅

この駅は、上総鉄道終点と同時に夷隅鉄道(いすみてつどう)始発駅。派手な建物はトイレ。
 

粟又の滝行きのバスは、ここで、随分と長い間、止まっていた。
 

夷隅鉄道側の線路に派手な車両が到着し、乗客が車両から降りてきたところ。夷隅鉄道は、ここから、大原までのこれもローカルな鉄道。でも、この車両を見ただけでも、上総鉄道より少しは新しい試みをしているみたい。よいかどうかは、別として。

 


流山市民劇場「心の歌コンサート」写真出来上がる

2006年05月19日 16時30分43秒 | Weblog
先日の流山市民劇場「心の歌コンサート」(3月18日 於流山市民会館 当日の模様は、当ブログのその日の記事をご覧下さい)の写真が出来てきた。随分時間が掛かったが、2ヶ月後の今、見ると、懐かしい!!
 
で、懐かしい写真を数枚アップする。

 
 


合唱団全員。第1部はこのスタイルで、歌う。指揮をされている先生は山館冬樹先生。
  

女声陣。麗妙のご婦人たちばかりです!こちらはソプラノの方。アルトの方は、小生、写真がなくて、申し訳なく。皆さん、麗人ばかりでした。
  

第2部のくだけた服装。第1部のきちっとした服装と、このくだけた服装と、2つやったのがよかったと思う。
  

子供たちは可愛い!! 練習の途中、子供たちがまとまらず、どうなることかと思っていたが、実によくできていた。
 

鹿野章人さん。この方の歌は、本当にすばらしい! 歌われた「白銀の糸」もよかったし、「翼」もよかった。とにかく声が全く違う。この方が歌うと、どんな曲でもよく聞こえる。
 

高木太郎さんと久野薫さん。練習の時、舞台の袖で見ていたら、もう、何とも言えない雰囲気。「小さな空」という曲のイメージを見事に表現していた。袖で見ていた麗人たちが曰く、二人は結婚すのではないか、と。久野薫さんのソプラノのすばらしいこと。今、NHKの毎日モーツアルトを見ているが、アロイジアの話のところで、久野さんを思い出しました。
 

熊坂良雄先生と久野薫さん。先生、役得ですね。良雄先生には、「呼吸法」を教えて頂き、これは、本当に為になりました。実践しておりませんが…。
 

歌もお姿もひときわ光った熊坂牧子先生。このお洋服、よくお似合いでした。先生は、本当にこのコンサートの大黒柱で、小生もいろいろとお世話になりました。
 
また、ぜひ、やりたい!!
 
楽しい思い出が、一杯でした。
 
流山市長殿に申し入れしたいくらいです。来年、または、再来年やってほしいと。
 


こきりこ

2006年05月11日 11時01分32秒 | 合唱
今、さわやかコーラスの合唱練習で岩河三郎編曲の「こきりこ」を練習している。富山の五箇山地方の民謡をベースにした混声合唱組曲のなかの1曲。
 
 
■一体、こきりこ、とは何か。
 
いろいろネットで調べてみると、こうだ。
 
五箇山地方の民謡に使われている楽器の一つということ。楽器と言っても、単に2本の竹の棒に過ぎない。これを打ち鳴らして、楽器とするだけのこと。この2本の竹の棒を「こきりこ」という。
 
 
■しからば、どんな竹の棒か。
 
岩河三郎の「こきりこ」の中にも歌われているが、「こきりこの竹は7寸5分じゃ、長いはかなかいじゃ」とあり、長さは7寸5分。約28.8cm。
 
約200年前の北国奇談巡杖記(鳥翠台北著、文化4年(1807年)刊)によれば、「うちはやす女竹の長さ5寸5分、丸竹2本なり」とある。200年前は竹の長さが、16.5cm。歌の文句より、大分短い。
 
 
■どんな歌だったか。
 
こきりこの歌は、毎年、上梨白山宮の秋のお祭りで、うたわれるそうだ。下記のこきりこ保存会のHPを見れば、民謡を聴くことが出来る。
http://www1.tst.ne.jp/calm/ 
結構、ゆったりとしている。
 
 
■テレビ東京の旅番組
 
もう大分前になるが、3月1日のテレビ東京の旅番組「いい旅・夢気分」で五箇山が紹介された。(手帳メモを元に書く)
 
タイトルは、春待つ山里へ…絶景露天と世界遺産の旅~奥飛騨・白川郷・五箇山~(出演:黒沢年男・いとうまいこ・堀越のり)
 
五箇山の三五郎という民宿に泊まった映像があった。女将は77歳のおばさん。ささらを持ち出して、こきりこ節を歌った。岩河三郎編曲の「こきりこ」と民謡のところは、当然ながら、全く同じ節だった。よい歌声だった。
 
翌朝、出演者は屋根に登り、わらぶき屋根に積もった雪下ろしを手伝っていた。1メートルにもなろうかと言うほどの分厚い雪の層だった。この地方は豪雪地方で住むのは大変!!っていう感じ。
 
 
■ところで、北国奇談巡杖記について
 
流山の図書館に行って、この本を検索してもらったら、千葉県の白井市立図書館に復刻版があるとのこと。吉川弘文館発行の日本随筆大成第2期18巻のなかにあった。早速、流山中央図書館経由で借り出した。
 
これは、加賀の人、鳥翠台北が俳諧の旅をしたときのメモを元に書いた見聞録。
 
巻之一 加賀国之部
巻之二 越中国之部
巻之三 能登国之部
     越後国之部
巻之四 佐渡国之部
巻之五 若狭国之部
     越前国之部
 
とあり、こきりこの唄は巻之二に書かれている。
 
現在も歌われている歌詞と同じ文句が綴られている。6番までの歌詞がある。ただし、上に書いた「こきりこの竹は7寸5分じゃ、長いはかなかいじゃ」は見あたらない。日本民謡大全集(石高琴風編著者、共栄書房。1984年)でも、コキリコ節の歌詞として、この文句が先頭に出ているのに。
 
巡杖記の方の6つの歌詞の中に「波のやしまを逃れ来て、薪樵てふ深山辺に、烏帽子狩ぎぬ脱ぎすてて、今は越後の杣がたな」というのがある。五箇山は平家の残党が逃げてきたところという伝説があるが、200年前でも、そんな伝説があったのだろうか。
 
文化4年(1807年)の頃といえば、江戸時代の中でも世相が安定した時期。天明の大飢饉(1782~87年)と天保の大飢饉(1833~39年)ちょうど中間。旅行見聞記でも書ける時代。歌麿・写楽・芭蕉など江戸時代を代表する文人が出た時代の少し後か。これ以降、1887年の幕末へと向かい、時代が忙しくなってくる。


イオン柏ショッピングセンターがオープン

2006年05月06日 21時20分17秒 | 東葛

 
イオン柏ショッピングセンターができた。今日は、プレオープンとかでもうやっているので、見物に行く。5月10日オープンと言うことだが、何と、全店開いていて、オープンしたのと同じなり。場所は、JR柏駅と南柏駅のちょうど中間辺り。駅前でないので、双方の駅から、無料の送迎バスが出ている。車でもいらっしゃいと、何と、2000台の駐車場がある。
 
モラージュ柏に似た感じのショッピング・センターが半分。後の半分は、JUSCO柏店となっている。ショッピング・センターの方は、レストラン街が結構大きい。本屋がある。子供のゲームセンターがあるが、ここは音量が大きくて、少し居ただけで気分が悪くなる。約100店の専門店が入っているそうだ。JUSCO柏の方は、aeonカードを持っていると割引があるので、こちらはこれから、時々くるかも。
 
こんなショッピング・センターが、つくばエクスプレスの柏キャンパス駅前にも、流山おおたかの森駅前にも出来る。
 
旧来の戸建ての商店街というのがなくなりつつある。寂しい気もするが、時代の流れか。

松下耕さんを迎えての合唱講習会

2006年05月04日 09時38分54秒 | 合唱
4月29日(土)柏市民文化会館にて、柏市合唱連盟主催の題記の講習会があった。どんなものかと見物に行く。
 
講師は、今、売れっ子(らしい)の松下耕さん。パンフレットには合唱指揮者兼作曲家とあり。松下さんといえば、流山市合唱連盟委嘱の「空だった」を作曲された方。この曲、昨年の流山合唱祭の時歌っていたが、よい曲です。
 
さて、講習会の方。
 
いやー、合唱って、こんなに難しいものか、というのが、講習会の結論。
 
 
柏合唱連盟の各団体から数名ずつ選び、全体で100名を超す臨時の合唱団を編成し、講習会合唱団として組織する。そして、この臨時の講習会合唱団に松下耕さんが合唱指導する様子を観客が見物をする。と言うやり方で講習会は進められた。
 
曲は、女声合唱が「おわりのない海」、混声合唱が「そのひとがうたうとき」。
 
先ず、第一感、講習会が始まる前から、もう、歌が出来上がっている。皆さん、お上手で、もうこれで十分ではないか。と思うくらい。確かに松下耕さんのご指導は細かいところまで、曲想を大事にされて、指導されて、最後は、立派なものに仕上がってきたが、これは、元々相当出来上がっているからこそ、という感じがした。
 
と同時に、合唱って言うのは、こんなにまで細かいところにまで気を配り、歌わなければならないものか、と言う気もした。もっと歌い手が自由気ままに楽しく歌ってもよいのでは。楽しみでやっているのだから。
 
もう一つ勝手なことを言えば、合唱って、歌い手の自己満足の部分が結構あると思う。歌ってなんぼの世界。やさしく歌えて、それでいて、歌い手が楽しくなるような曲を作曲してもらいたいと思う。