春夏秋冬

日々流されないために。

オケ合わせ

2007年02月26日 18時32分13秒 | 合唱

昨日、柏の保健センター(練習会場)で、オーケストラのバッハ・カンタータ・アンサンブルと初顔合わせ。レクイエムを一通りやった。今までのピアノ練習と違って、オーケストラは、やはり響きが豊かですばらしい。
 
ただピアノで覚えているので、出だしが少しまごつく。慣れればよいのだが、慣れる頃には終わっているだろう。指揮者をよく見る必要がある。といっても信用できないときがある。昨日も、わが先生、いつもバスに向かってタクトを振っているところで、なしのつぶて。こういうこともあるから、自分で、出だしをきちんと把握しておかないといけない。
 
バスのパートは、ベースの方が渋い音でバスの旋律を弾いて下るので助かる。16分音符は本当に助かる。あ、いけない。行方不明になったと思ったら、ベースの音を頼りに復帰。
 
この練習会場、音がぼやーんと響きすぎる。柏市民文化会館大ホールではどうなんだろう。ここでのサウンドは、一寸響きすぎた。本番ではあんなに響かないだろう。でも、昨日はみんな良く歌っていたように思う。特にテノールがきりりとしていて、すばらしいかった。バスは、全体に重い感じ。もう少し軽快に歌わなければ。
 
まわりのバスの連中、フロイデの方が多いが、皆さんどでかい声を出すものだから、こちらも、くそ!と負けずに大声を出したら、今日は喉が痛い。


力強い言葉

2007年02月22日 20時05分34秒 | 合唱
モツレク本番まで、あと、10日。
 
「難しいね。モツレクは。私は、第九をやったけれど、第九より難しいと思うよ。でも、真面目に全部歌うつもりだよ。思いっきり歌いますよ。間違っても市民コンサートだし。」
 
前向きです。この方。
 
「若い頃、一夜漬けが効いたけれど、なかなか、覚えられなくて…。第一部の暗譜、アレ何とかならないものかねえ。え?第二部のモツレク?アレは楽譜を見てよいことになったから、何とかなるでしょう。できる人の横で付いて歌えばよいのだから」
 
至極楽観的な方。
 
「終盤になってくると、みんな気合いが乗ってくるものだよ。あとは、体調だよ。体調。風邪がはやっているので、まずは、体を鍛えなければ。え?先生方が言ってた?仕上がりが遅いって。」
 
余裕綽々の方。
 
励みになります。皆さんの言葉を聞くと。

先生行方不明

2007年02月17日 21時43分13秒 | 合唱
昨日のモツレクの練習で、わが先生、練習の時刻になっても現れない。あれあれ、どうしたのか。5分、10分、どんどん時間が過ぎる。連盟の三神さんがピアノを弾いて声出しを始めた。随分長くやっていた。アレおかしいぞ、と思っていると、あたふたと高宮実行委員長が入ってきた。急遽、はせ参じたとのこと。先生が雲隠れ!こんなことって、私は始めてなり。事故でもあったのでは、いや飲んで寝てしまったのだ、こんな無責任なことってあるかい、自分は帰る! 何とかかんとか…。
 
でも、今日、急遽代役をして下さった高宮恭子先生、私には結構分かり易かった。この先生、発想が素直。誰でも納得がいくはなしをする。したがって、素人の私には理解が容易。でかい声を出すなと言う指導。今まで、声を出せ出せといわれ続けているので、成る程と感心した。大声を出さない方が声が自然できれい。男って、まわりがでかい声を出していると、この野郎と、負けじと声を出そうとするもの。
 
ところで、高宮先生、最後の方になると先生の鼻がぐずぐず…。あれ、風邪を引いておられる! 最後の最後になると、それが段々ひどくなってきて、鼻汁が落ちるのではないか。あ!落ちそうと、歌よりもそちらが、はらはらどきどき。でも、最後まで、何とか我慢して、ご指導。先ず高宮先生の責任感に感謝。終了後、さすが実行委員長!と声を掛けた。女を上げましたね(こんな言葉ないか)、高宮先生。
 
今日も、モツレクの練習があり、昨日、行方不明だった先生が、ご指導。冒頭、陳謝!連絡の手違いでと言うことだった。でも、私にいわせれば、これは喝! 結果において云々されるのが先生の立場。ということで、今日は辛口のコメントになった。申し訳なし。
 
さて、モツレク、後2週間。大丈夫か。もう後がない!! 

ラクリモーザ

2007年02月13日 20時08分58秒 | 合唱

モツレク第7章ラクリモーザの曲を聴きながらこの項を書いている。lacrimosa dies illa(ラクリモーザ ディーエス イーラ 涙溢れるその日)と始まるこの章はすばらしい。テンポはゆっくりしている。ベースはオクターブの跳躍が続くが、音はそれほど難しくない。といっても、先ほど音取りのmidiで聴いてみたら、あちこち記憶している音が間違っていたが。
 
この章、何がすばらしいか。素人目なので見当はずれかも知れないが、音楽として媚びていないところがすばらしい。私にはそう感ずる。レクイエムは、全般として、媚びていない音楽だと思っているが、この章は特にそう感ずる。
 
モーツアルトはこの章で絶筆。天国に旅立った。あとの章は、弟子のジェスマイヤーが作曲した由。
 
ところで、ラクリマ・クリステというワインがある。キリストの涙という意味のワインだ。大分前にイタリア旅行をした際、ポンペイでこのワインを買ってきた。味はいまいちだったことを覚えている。
 
この章ゆっくりしている分、歌いやすいが、テンポに気をつけないといけない。早くなりがちで飛び出さないよう気をつけるべし。



コンフタティス

2007年02月09日 21時49分43秒 | 合唱

モツレク第6章は Confutatis (口ふさがれた)。バスが、力強く、コンフタティス・マレディクティス(口ふさがれて、呪われた者たち)とうたい始める。ここは、バスが大声を出すところだから、練習しておこうかなと、家で鼻歌替わりに、うたっていたら、家内が、そればっかりしか知らないみたいだ。と宣う。
 
うたえるところは、こんなところしかないから、どうしてもそればっかりになってしまう。これだけやっても、以前書いたように、大門康彦先生からは、カーンと鐘一つ。だが、どうやらその原因は分かった。そのあとやったとき、奥野真理子先生から、出だしを注意された。焦ってうたっているようだ。溜めてうたえと指示された。で、成る程そうかと合点。これで大分ましになってきた。この章はいける!ぞ。先ずいけるところを確実にしていかなければ…。成功体験というやつだ。
 
この章ゆっくり目なのだ。あらためて、楽譜を見てみた。先頭に Andante と書いてある。これはどういう意味かとWEBで調べてみると、「歩く速さで」と書いてある。歩く速さって一体どういう早さなのか分からないが、どうやらゆっくり目らしい。こういうことをふまえて、実際にうたっているモツレクCDを聴いてみると、成る程ゆっくりしている。
 
あとはどこで息継ぎをするかだ。自分の息が続くところはこの辺と決めておかなければいけない。みんなが一斉に息継ぎをしてはならない。各人、ばらばらに息継ぎをしなければならない。このコンフタティスは声を張り上げるところが長く続く。最後息が切れてくる。大門先生は、はじめから飛ばすな、最後まで持たないからという。変なところで息するか。

地獄の16音符

2007年02月07日 22時00分10秒 | 合唱

これは習い始め、大門先生が言っていた言葉。イントロの "Requiem"(安息) と最終章の "Aqnus Dei"(神の子羊) には16分音符の列が延々と続く。正に地獄の16音符。でも、この頃、目で追っていけるようになった。目で追えるということは、頭の中で、反応しているということ。それに言葉を載せていけばよい。言葉はエーーとかイーーだから、いけるかも。
 
この16音符が続くところは、先生曰く、フーガというところだそうだ。フーガとは、ソプラノ・アルト・テノール・バスが、次々追っかけていく音楽手法。で、他のパートと位相が会わない。それぞれが勝手に歌うのだ。勝手に歌いながら全体として調和を取るというやつ。各パートがテンポを合わせて一斉に揃って音を発するというところがない。実に難しいのだ。
 
この前奥野先生の時、男声連中を半分ずつ2班に分けて、前に出て、この16音符をやらされた。私は譜面を見ていたが途中で迷子。歌えるなんてもんじゃない。時々くっついて歌うことにしているできるやつもこのときは迷子。しかし、なかには、ぴたっと歌っているのもいるから、できるやつもいるもの。
 
大門先生は、最悪、バスならバスがキーとなって出る箇所がある。ここはきちっと出られようにしなさいと言う。クリステ・エーーーレイソン(キリストよ憐れみ給え)とか、キリエ・エーーーレイソン(主よ憐れみ給え)とかのところ。よく調べてみると、イントロでは、キリエが、5回、クリステが、5回出てくる。合計10カ所しっかり押さえておけば、最悪、何とかなるか。最終章では、これが、クム・サンティス(聖人とともに)という文句。これが、何回出るか分からないほど出てくる。
 
あーあ、頭が痛い!