春夏秋冬

日々流されないために。

つくばエクスプレス、初乗り

2005年08月27日 22時27分23秒 | つくばエクスプレス
いやー、快適です!
 
(1)まず、振動が少ない!
ロングレールで、レールの継ぎ目がない。よく継ぎ目でカタンという振動が列車につきものですが、それがない。また加速がすこぶる宜しく乗っていて気持ちがよい。
 
(2)またきれい!
新しいからきれいなのは当たり前だが、デザインもなかなかのもの。駅構内、車両ともしゃれている。流山おおたかの森駅は東武との乗換駅で、東武の電車も見ることができる。対比してみることになるが、東武車両が、何と田舎臭い電車かと思い知らされる。
 
(3)もう一つ速い!
流山おおたかの森駅から新御徒町まで乗ったが、何と、普通電車で30分。今までの柏経由では考えられない早さ。一旦柏で乗り換えなければならないというのは、実はかなりの時間をロスしているのだ。今日乗ってみて、何やら都心が急に身近になったという実感なり。
 
今日は、浅草サンバカーニバルがあるとかで、電車は少し混んでいた。利用者側から言えばあまり混んで欲しくないが、鉄道経営の立場から言えば大勢乗って貰いたいと言うことになる。
 

今日の写真。
 


流山おおたかの森駅にて。 ステンドグラス有り。 つくばエクスプレスの駅はみんなそれぞれ異なったデザインで、ちょっとしたアクセントもあり、なかなかのもの。
  
 
上のステンドグラスの横続き 
 
【注】このステンドグラスは、流山市広報紙によると、小倉遊亀画伯の原画を元に制作されたもの。「天地の恵み-花々の輝き」というタイトルが付けられている。上の写真では一部しか撮っていないが、全体は、高さ2m、幅18mの大きさ。
 
ちなみに、駅構内のこういうアートは、エクスプレスの他の駅、守谷・八潮・秋葉原にもあるそうな。

 
 

つくばエクスプレス、今日開業

2005年08月24日 19時36分31秒 | つくばエクスプレス
常磐新線(つくばエクスプレスを昔このように言っていた)ができる頃まで生きておられたらよいのにといっていたが、それが今日実現。常磐新線なんて夢の話と思っていたら、あれよあれよと言う間にできてしまった。
 
月日はあっという間に過ぎるもの。今こうして、一応健康で、開業を迎えることができたことに感謝しなければならない。
 
早速、わが家近くの駅、流山おおたかの森駅と、お隣の流山セントラルパーク駅と、柏の葉キャンパス駅の3駅の写真を撮ってきた。3駅とも近代的な感じで感じがよい。
 
流山おおたかの森駅はやはり乗り換え駅ということで、それなりの駅という感じ。ただ、いまは乗り換え客だけが利用する駅となりそう。周りは何にも商店がないから。柏の葉キャンパス駅は周りは広々としており、実に感じのよい駅。来年秋、駅前に大型のショッピング街ができるそうだ。
 
こういう新駅の周りには、昔風の商店街なるものはできそうにないと思うが将来どうなるだろう。


さて、新聞やらテレビの報道によると、つくばエクスプレスの概要は次の通り。
 
会社名 :首都圏新都市鉄道
工事期間:1994年着工、2005年8月開業
建設費 :8,400億円(Asahi.com)。NHKのニュースによると、9,400億円といっていた。どちらだ正しいのだろう。国が4割負担し、地方自治体が4割負担。
距離  :つくばから秋葉原まで58.3キロ
 
1日利用者13万5000人が採算最低線だとか。
 


今日の写真。



流山おおたかの森駅改札口付近 結構広い空間を取っている 
 

東武鉄道との乗り換え通路 朝夕はこの通路を人が大移動するだろう
 

流山セントラルパーク駅 流山おおたかの森駅の上りで一つ隣の駅 流山の平和台の人たちが多く利用すると思われる駅 ここは比較的簡素な駅
 

柏の葉キャンパス駅 流山おおたかの森駅の下りで一つ隣の駅 周りは全く何にもない広場。柏にこんな空地があったと思えないような広大な広さ。柏ゴルフ倶楽部の跡地だからこういう空地ができたのだろう。
 

柏の葉キャンパス駅 改札口 ここの駅舎内は壁・床ともに白を基調とした配色で実に感じがよい
 



つくばエクスプレス、あと4日で開業

2005年08月20日 22時11分15秒 | つくばエクスプレス
つくばエクスプレス、あと4日で開業。駅周辺は急ピッチで道路やらの整備が進んでいる。
 
今日は流山おおたかのもり駅の東武側の北側に行ってみた。
 
もう何時開業しても大丈夫なような状態になっている。東武側の工事が少し遅れていたが、もう完全に出来上がっている。あと4日で開業だから当然だろう。電車もひっきりなしに試運転の車両が走っている。
 
北側の写真を下に示す。
 
ここはちょっとした駅前ロータリーになっているが、バスがここまで来るとすれば、いかにもロータリーが狭い。誰が設計したか知らないがこれはミスだと思う。周りは何にもなく荒野なのに。小生はこちら側から利用することになるが、これはちょっと問題かな。
 
もうひとつ、気になるのは、つばエクスプレス線の初石側は全く手がつけられていない。旧態のまま。駅がこんなに近くなって便利になるのに、また、土地の付加価値は凄い上昇率のはずなのに。皆さん、できるだけ折り合って、駅周辺をよい街にしたいもの。
 
今日の写真。




東武側の北側。もう完全に整備されている。
 

こちら側にもエスカレーターあり。
 

駅前は何もない。
  


一の倉沢散策

2005年08月19日 17時14分29秒 | 旅行
 昨日、8月18日、クラブツーリズムのバス旅行で、谷川岳の「一の倉沢散策」というちょっとした歩きの旅行に行ってきた。
 
例によって、東武鉄道野田線・江戸川台駅前出発のバスで、常磐高速・外環状線・関越と経由して、水上ICへ。バスの座席が最前列で見通しの良いこと。いつもは自分が運転するので周りの景色はあまり見られないが、こういう最前列席は実に快適なり。
 
谷川岳ロープウエイの土合駅までバスで行く。ここは標高750m。ここからなだらかな登りを一の倉沢まで約50分歩く。道路はそれほどの起伏がなく、この程度の歩きなら、老体にも十分余裕がある? 行き帰りの往復で約2時間の散策。森林浴をしながら、適度の汗をかいて、実に良かった。
 
一の倉沢
 
ここはなかなかのところ。
沢には石ころが結構転がっている。上の方を見ると、まだ雪が残っていた。双眼鏡で覗かせて貰ったが、ガレ地のような感じがしたが、全部雪で、これからまだまだ融けていくとのこと。流れる水がきれいで、冷たい。上のあの雪が融けた水だ。冷たいはず。水に足をつけていられるのは10秒ほどが精一杯。持っていったペットボトルの水も、少しの時間、流れに置いておくと、それはそれは冷たくなる。
  
谷川岳ロープウエイで上に上がるのも良いが、今日はガスが出ていた。午前中は全く見えなかったらしい。ロープウエイで上に上がった人もいたが、5分間くらいしか見られなかったといっていた。ここは、秋がよいそうな。が、秋は半端な渋滞ではなく、ロープウエイも2時間待ちとか。
  
家内は、ロープウエイで上に上がり、そこから尾根づたいに歩き、谷川岳に登ってみたいという。こうなれば本格的な登山。小生はもう無理かな。若い頃は少し山に登ったことがあるが、富士山に登ったとき、もう山は降参と、それ以来、山は敬遠している。谷川岳登山指導センターには中高年の方の遭難が増えておりますという注意があった。無理は禁物也。
 
さて旅行の写真を数枚。
 


 

谷川岳ロープウエイ乗り場 バスはここまで来る ここは標高750m 駐車場もある
 

一の倉沢 ちょっと遠目から
 

一の倉沢 雪渓の所を ひ弱なデジカメでクローズアップ
  

一の倉沢の「クラ」の意味
 

沢にたまった石ころ ここからちょっと上流に行くと石ころはなくなり岩場になる
 

水きれい そして冷たい! 10秒と流水に足を入れることができないほど
    

一の倉沢までの途中に谷川岳登山口があった。ほとんど道なき道の感じ。ここを登るのはかなり不安なり。谷川岳山頂まで3.2キロとあるが、この辺り標高が750から800mなので、ここから一気に1900mまで登らなくてはならない。これはきつい。
 
 


娘家族、宮城沖地震で山形に帰れず

2005年08月17日 09時42分54秒 | Weblog
 
昨日午後、大宮駅発13:05の新幹線で山形に帰る娘家族が、宮城沖地震で、山形新幹線が運休となり、帰れなくなった。
 
大宮駅まで見送りに行って、娘たちと一緒に大宮そごうのレストラン街で昼食でも取ろうと思って、そごうの入り口に入った途端、なにやら、からだが前後に揺れだした。あれ、歳のせいでめまいかと思ったら、つり下げていた看板が揺れている。あ、地震だ。これが、宮城沖地震だった。完全な横揺れだった。
 
エレベータを利用しようと思ったら、エレベータが止まった。そして、エスカレータも止まった。こういうとき、エレベータは止まると思ったが、エスカレータも止まってしまうようだ。ただ、エスカレータは係員が来てすぐ動くようになった。
 
食事をして、さて、山形新幹線「やまびこ」号の発車時刻になったので、大宮駅まで来たら、何やら、しきりに放送している。
 
あれ、新幹線が止まっている。
 
その時初めて、さっきの地震が、宮城沖地震でかなり大きな地震が東北であったということが分かった。そして、東北方面の新幹線が全部止まっているという。
 
このときの駅員の説明が、今線路を歩いて点検しております。ということだった。何とあの長い新幹線の線路を人が歩いて点検しているというのだ。悠長な話だが、こうするより方法はないのだろう。駅員も、なにせ人が歩いて点検しているのですから…。と、時間がかかることを言っていた。これは相当時間がかかると思った。
 
結局、しばらく待っても、らちがあかず、娘家族は今日はわが家でもう一泊するとにして、引き返してきた。
 
大宮駅で、駅員に聞いている人は結構いたが、皆さん、全く混乱なく、じゃあやむを得ないですねと、切符の払い戻しを受けたり、明日の切符を予約したり、冷静なのにびっくりした。娘たちも、明日の切符を予約した。子連れなので、自由席は乗れない。指定ももうほとんど埋まっており、横2席が連なって空いていたのはグリーン車のみ。やむなく、グリーン車を予約した。
 
まあ、これで一件落着。

わが家に引き返すことになった。
 
天災というのは何時どこで起こるか分からない。心構えだけでもしておくというのが大切のように思った。



木曽へバス旅行

2005年08月04日 19時17分35秒 | 旅行
8月3日(水)、日帰りバス旅行で、木曽宿場町の馬籠と妻籠へ行ってきた。
 
東武鉄道野田線・江戸川台駅前が観光バス出発場所。ここから木曽まではかなり遠いが、とにかく連れて行ってくれると言うことなので参加。
  
往きは、都心に向かう首都高速が渋滞して、随分時間をロスした。今日の添乗員さんは、1年前中高年採用で入社した方。私のような中高年でも採用して頂いて会社には感謝しております。と、ご挨拶。
 
さて、都心にはいり、渋滞のなかで、添乗員がまわりの有名ポイントを説明していた。と、その時、運転手が突然「嘘つきはガイドの始まり」といいながら、運転しながら、自分で、都心の観光案内を始めた。「ウソを言ってはいけませんね」と説明が始まる。まあ、この運転手、詳しいこと。添乗員は気象庁の所でつい、間違ったことを言ってしまったらしい。
添乗員曰く「私は、中央高速に入ったら詳しいですからね。期待しておいて下さいね」
 
首都高を抜けると、あとは、中央高速道路をどこまでも走り、中津川ICまで行く。このインターを降りると、木曽宿場町は近い。
 
中央高速道はあまり走ったことはないが、今日は観光バスの上から眺めて、中津川ICまで、遠いことよ。甲府を抜けて、八ヶ岳のふもとを走り、諏訪湖を上から眺め、岡谷市で南の方に進路を変え、天竜川沿いに下り、駒ヶ根・飯田市を経て、中津川市に至る。何とここは岐阜県。
 
これを1日で、往復するのだ。自分が運転したらこれは持たない。
  
さて、今日のバス旅行の感想は?
 
(1)先ず初めに、今日は最高に暑かった。
馬籠(まごめ)も妻籠(つまご)も暑かった。それぞれ1時間の散策時間が設定されていたが、もうそれで十分。暑くてゆっくり散策どころでない。ワイシャツまで汗びっしょり。
  
(2)馬籠は観光用の宿場町?
という感じがした。馬籠は明治の頃火災にあったので、今の建物はそれ以降のもの。島崎藤村の小説「夜明け前」の舞台となったところ。馬籠宿のイメージは、時代に取り残されていくモノクロ写真の感じがするが、実際に見てみると少し違うかな。
 
(3)妻籠は昔の旅籠が保存されており、ここは、馬籠より古い。
ここの寺下地区には昔の木賃宿が残っている。実に粗末な宿。中央に土間の通路があり、その両脇に部屋が一つずつある。ひとつは、囲炉裏のある板の間の部屋でここが居間だろう。もう一つは、畳の部屋。畳の部屋は就寝の部屋と思うが雑魚寝式。恐らく数人で一杯になる広さ。
これを見ていると、江戸時代の貧しさが身に滲みて感ずる。
 
(4)馬籠も妻籠も規模が小さい。
当時、どれだけの旅人がいたか定かでないが、馬籠も妻籠もともに宿場町として規模が小さい。今ホテルなどではどことも、一つのホテルだけで、何百人も収容できる設備になっている。江戸時代、日本の人口も今の半分くらいで、また、庶民は旅をするほどの余裕がなかったのかも知れない。
 
が、ここにくると、時代劇を思い出すこと必定也。しかもこれはセットではない!!
 
今日の旅行写真を数枚。


 

中山道馬籠宿の標識のあるところ
 

馬籠郵便局
 

水車のあるお家があった
 

おいしそうなスイカ
 

ここから妻籠宿。これは妻籠郵便局
 

昔が残っている寺下地区
 

観光客が途切れたところ。江戸時代の宿場町。
 

高札所。今で言えば掲示板。クリックすると拡大する。

 


地方自治体のサービスの差について

2005年08月02日 11時41分05秒 | 東葛
昨日、流山広報とかしわ広報がわが家に入っていた。わが家は、流山市にあるが、新聞の配達区域が柏市と流山市の両方にまたがるようで、いつも、かしわ広報がはいってくる。柏のことがよく分かり、結構なことなり。
今月のかしわ広報の方は、つくばエクスプレス一色の紙面で、いよいよ、つくばエクスプレスも間近かとなった。あと3週間というところ。
 
わが家は、流山おおたかの森駅が最寄り駅。自転車で行けば5分で行けそうなので、良きかなと思っていたら、何と駐輪料金の高いこと。1ヶ月1600円也。かしわ広報を見ると、お隣の柏市にある柏の葉キャンパス駅は、駐輪料金が600円。何で、こんなに差が出るのか、行政の住民サービスとして、こんなに差があるのは珍しい。
 
わが、東武鉄道野田線沿線は柏市と流山市が隣接しているので、いつも、柏市と流山市とのサービスの比較をさせられる。そしていつもその差に愕然としている。
 
どちらが良いかって?
 
当たり前で、柏市の方がはるかに良いに決まっている。
大体生活圏が、いつも柏なのだから。柏市の方に税金を納めたいくらい。日常、柏駅周辺でいつも買い物したり、ぶらぶらしている。小生宅だけでなく、ご近所の皆さんみんな同じ。柏が生活圏となっている。
 
この辺の東武沿線は、流山市を止めて、柏に編入して欲しいものだ。
 

ケーブルテレビもそうだ。流山市住民は、コアラなる松戸にあるケーブルテレビにはいらないといけないのだそうだ。すぐ近くまで、柏市がやっているジェイコムがきているのに。コアラテレビは松戸で見たけれども、地方紹介の番組では松戸のことばかりで、柏のことは全く出てこない。これでは入る気が起こらない。近所の電気店主曰く、この辺は、コアラに入らない方がよいですよと。商売する方がこんな状況だから、びっくり。
 
一体、流山市というのはどうなっているのだろうか。こういう自治体というのは本当にあって良いのだろうか。住民のためによいことなのだろうか。
 
駐輪料金の600円と1600円とでは、あまりにも違いすぎる。一事が万事と思う。