春夏秋冬

日々流されないために。

Nikonカメラをデザインしたジュージアーロさんをテレビで見る

2005年07月23日 22時50分43秒 | Weblog
今日、NHK総合で「世界遺産 イタリア紀行1200キロ」という番組を見ていたら、ジュージアーロさんが出てきた。
 
ジュージアーロという名前を聞いて、あれ、Nikonカメラのデザイナーさんかな、と思ったら、やはりそうであった。
 
F3以降のNikonカメラのフラグ機種をデザインした人。黒のボディに赤を大胆に取り入れたデザインで、他の物まねのデザインとは異なる見事なカメラデザインをした。
 
今日のテレビ内容は、イタリア紀行最終日で、トリノのはなし。来年2月トリノで冬季オリンピックが開催される。このため、建物やらが新しくつくられている。そのデザインをジュージアーロさんが担当しているとのこと。トリノは、自動車工場がある工業都市でもあるが、ここはやはりイタリア、古い昔の建築物がたくさんある。そのために、新しい建造物も古いものに同調するような設計をしなければならない。が、ちょっと見たところ、できつつある建造物は、結構近代的なデザインだった。
 
デザインというのは、やはり、イタリアかな。
 
イタリア中どこに行っても世界遺産だらけという環境だが、そういうところで育つと、バッグであれ、車であれ、カメラであれ、デザイン感覚が優れてくるものなのだろうか。日本でも、京都出身の人は古色蒼然と思いがちだが、さにあらず、結構新しもの好きが多い。いずれにしても本物を毎日見ているというのが大切なのだろう。

 


グアム旅行 その3 グアムの印象

2005年07月17日 18時41分32秒 | 旅行
グアム旅行のまとめ、というかグアムの個人的な印象を述べる。
 
今回のグアム旅行は、息子家族と一緒に、旅行できて至極良かった。5日間の短期間であったが、コンドミニアムに宿泊し、それなりにグアムを満喫した。
  
孫たちと行ける所としては最高に良い所だが、それはさておいて、一般的なグアムそのものの魅力について、私見をまとめてみる。
 
良い所
 
(1)まず、日本から近い。
 
グアムは飛行機で3時間強の距離。手軽にいける。最も身近な外国。
 
韓国が一番近いが、韓国は国内と同じ感覚で、外国に行ったという感じがしない。また、韓国に行っても、風景が日本とほとんど同じ。で、ここは外国といっても準国内扱い。
  
中国は、一度行ったことがあるが、魅力のある国ではない。観光客と見ると物売りが寄って来る。案内人が何やら大声で言うと離れる。一度、紹興酒を買ってみたら、全くの粗悪品で、スーツケースの中でキャップが外れ、衣類がびしょびしょに濡れてしまっていた。飛行機の荷物室は与圧していないのでキャップが粗悪だと、外れてしまうのだった。すべてにおいて、ここの国の人は何やら信用できない!というのが、小生の印象だった。
 
まあ、そういうことから考えると、グアム・サイパン辺りが、近くて、とにかく安全で、子供たちも安心して連れて行ける所で、良い所なり。
 
(2)治安がよい。
 
夜、外出したら危険というようなところはない。或いは変な所に行くと危ないのかも知れないが、その辺までは分からない。
 
こういう治安がよいのは、ハワイ・ワイキキと同じ。この治安が良いというのは、何よりも優先される。
 
(3)グアムはビーチ遊びに絶好の環境、ということ。
 
海が極端な遠浅になっており、子供に安全な海となっている。しかも、日本の海に見るような、大きな波がない。池かと思うほどに波が静かだ。このため、子供のビーチ遊びに最適な環境となっている。まあ、こういう所だから当然子ずれが多い。
 
遠浅と言うこともあるが、もともとフィリピン湾というのは、波が静かなのかも。東の海岸は太平洋に面している。ここはやはり波が結構あった。
 
(4)日本語で十分
 
どこに行っても日本語が通ずる。われわれにとって、これがストレスを感じることなく旅行できる要件。これがやはり実に良かった。これだけで、旅の印象度は格段に上がる。旅行案内人が要らない。グアムの南の方に行っても大丈夫?だった。
 
 
いまいちの所
 
(1)観光地としての魅力がない。
 
ビーチ遊びをしないとすると、グアムの魅了は半減する。
この辺がハワイとは異なる。ハワイはビーチ遊びをしなくとも楽しめる所は数知れずある。
グアムはビーチ遊びをはずすとめぼしい観光資源がない。
この辺が最大のいまいちか。
 
東海岸のイパンでのこと。
ここにあるレストランに外人が結構やってきており、外のテラスで、年配のご婦人たちがたむろしていた。観光とは全く趣が異なるが、こういう所で、本当にゆっくりするのがよいのかもしれない。
  
ココス島に行く連絡船なんて、結構、風情があった。
ここも実に良かったかな。特に海が良かった。何もせずここで海を眺めているだけで満足。
 
魅力がないとは少し言い過ぎで、せかせか見て回る観光資源はないが、ビーチ遊びだけでなく、海そのものをを楽しむ、という観点からは、グアムは資源が豊富。
 
(2)リゾート地としての、活力がない。何やら衰退?の兆候もある。
 
小生が泊まった、コンドミニアムの土産店マスター曰く、日本人は減ってきました。これから、中国人に期待という所です、ほら、あのグループ、彼らは、台湾からの人たちです。と、今、ホテルにどやどやとやってきた連中のことを言っていた。日本人はかなり減っているらしい。
土産ショップを覗いてみても、本当に粗悪品の陳列で、買う気にならない。
悪循環しているみたい。
 
(3)水道の水が悪い。
 
手が荒れやすい。小生、田舎育ちなので、水と空気の悪い所は長く住みたいとは思わない。グアムは空気はよいが水が極端に悪い。コンドミに5日いただけで手が荒れてきた。水道水に油が混入しているのではないかと思った。水だけは小生敏感なのだ。
小生だけかと思ったら、家内も全く同じ事を言っていた。髪の荒れ方が早いと。それに比べて、ハワイは意外と水が良かった。
以上、全く小生の感じだけだが…。しかしこれは致命傷かな。
 
 
ということで、質問、
 
さあ、もう一度グアムに来てみたいか?
 
答えは、うーん。ちょっとね。やっぱりハワイの方が…。ということになりそう。
だが、グアムも、ココス島辺りの海がきれいなので、この辺でゆっくりできる設備でもあれば、評価はぐっと上がるかも知れない。

 

グアム旅行 その2

2005年07月11日 20時38分46秒 | 旅行
今、グアムに行く飛行機は、子連れが多い。そして、グアムでの遊びも、ビーチや海の遊びが行き届き、一寸したリゾート地となっている。
 
が、グアムは日本軍と米軍との激戦地だったことも行ってみるとよく分かる。
 
今ホテルが建ち並んでいるタモン湾は、日本が占領統治していた頃は、富田湾と呼んでいたそうだが、もっと南に行くと、ガーンポイントといって今公園になっているが、旧日本軍の大砲や高射砲が実物保存されている。
 
記録によると、日本軍約2万人がグアムで命を落とし、米軍は1290名が戦死したとある。多くの若い命が散った場所也。
 
このガーンポイントの今の写真を数枚。
 

 

旧日本軍の大砲の脇に国旗が掲げられている。
 

旧日本軍の高射砲。小さい!! こんなもので飛行機が打ち落とせるものなのか。
 

旧日本軍の隠れ家。もっと本格的な洞穴もあった。
 

今が静かな公園になっている。が、ここに来る人は少ないようだ。 

グアム旅行

2005年07月04日 20時09分40秒 | 旅行
6月28日から5日間、息子家族と一緒に、グアム旅行。
 
グアムは、ミクロネシア諸島の一つで、日本からは、航空機で3時間半。近い外国。横井庄一さんが28年間隠れていた島で、旧日本軍の痕跡も各所に見られる。天皇陛下皇后様がちょうどサイパンに行かれているが、グアムもサイパン同様、激戦を思い出させる島だ。
 
今は、リゾート化しており、日本から子ずれの家族が大勢、押しかけている。日本語が通じるので、外国という感じがしなかった。観光客も大部分が日本人、説明文も日本語ばかり。また、ハワイのワイキキと同じで治安がよいのが一番よい。
 
ここはやはり海。海の写真を数枚並べる。

 

アガニア湾。ホテルの窓から。昼間ここはボートやらが並ぶが、夕刻で、静寂そのもの。
 

ココス島と連絡船。海の色が何とも言えない。ここまで来る観光客少なし。
 

恋人岬にて。岬の上から下の海を撮る。