馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

不倫愛は燃え続けられるか?(5)強欲!

2024-02-28 10:00:05 | 日記
不倫愛は燃え続けられるか?(4)台湾に駆け落ち、自殺未遂!

続きです。
男と女
不倫という言葉の背後
家族、ビジネス、人間と金と感情

様々な因子を内蔵に背負い込んだ。
これからの記事は、男の凄まじい色情と貪欲な金銭への執着
社団法人の業務委託を受けていた。
女性を7人をパートとして受託先に派遣していた。
全国に跨る組織
キャンペーンの販促品も受けた、
その部門課長は、横柄不遜な男だ。
たまたま、商談中に、大学の先輩であることを知った。
課長は、目色が変わり親し気に話し出した。
これが、その後、この男との危険なタイトロープビジネスが始まるのだ。
当然接待の飲み食いもあったが、突然、若い女を連れて
カフェバーで紹介をされる。
社団法人に、派遣会社からの女性である。
今後、飲食代の領収書を渡すから、金を出せ。
無言で受諾。
接待するより楽だからだ。
確かに、この課長により、大きなキャンペーン販促品獲得。
男の要求も増加とともに強欲が剥き出しになる。
突然、呼び出しがある。
課長は淡々と言う
「部長から、仕事上の交際費が必要なので
「お前名義の銀行通帳作成して、買い取り金額の3%をよこせ」
黙って頷く。
部長は酒も飲めない、接待嫌いを知っていたので
課長の嘘であることは明白だが、心中に潜めた。
カードを渡し、一心は、販売金の3%を入金
この男は、自ら不正の証拠を投げたのだ。
発覚すれば、どいうことになるか!
現在、自民党幹部が右往左往している裏金疑惑。
この男は、派遣社員の女との不倫を断ち
若い職員の女に手を出した。
その金の捻出は、バックマージン。
金に妄執する男は、舌から唾を出さない程のケチ。
一度たりともお茶代を出したことはない。
お中元、お歳暮の品名まで指定して来る。
一度、有名な蕎麦を贈ったが、こんなもん要らん
指定してきたのが、3万円もする品
催促の電話まで架けてくる。
これ程の強欲に返す言葉もない。
ある夜、強欲男から珍しく電話が入る。
突然、女房に代わると言う
大学の先輩であり、山岳部の部室隣
「放送研究会に所属していたと言う」
一心が1年生の時、3年生であった。
山岳部の上級生の名前を言う
日本橋の有名ゴルフクラブオフィスの勤務
私の事務所の直ぐ近く。
先輩女性は、一心事務所に訪ねて来た。
ボーイシュッで可愛いくて声が美しかった。
アナウンサーになりたかったのだろう。
会話で気づいたのは、先輩が山岳部の上級生と交際していたことだ。
山岳部先輩の事を訊ねる。
山岳部先輩は、フィンランドに留学後、フィンランド女性と結婚
後に、某大学の教授になった「後に学部長」と伝えた。
先輩女性は,ソファに腰掛けていたが
カーペットを見詰め数秒の沈黙
思わぬ無言の間合いに、言葉もない。
まさか、亭主が不倫をしていて、一心がその片棒を
担いでいるとは言えない。
続く

加古隆「グラン・ボヤージュ」『映像の世紀バタフライエフェクト』より