馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

殺生石と父と特高警察。

2022-03-11 07:34:29 | 日記


那須連峰の殺生石 が真っ二つに割れた。



Wikipedia ですべてを見てください
殺生石 - Wikipedia

親父とお袋は那須の出身。
大正3年生まれの親父は、幼い頃、
教師に引率され那須の温泉地に出かけた。
明治天皇が腰掛けたと言う
尊い石があって、子供達は
代わる代わる明治天皇が腰掛けた玉座?に腰掛けた。
その石が殺生石 だ。
自然に割れたらしいが
不吉の前兆であると騒がれている。
何となく、現在の地球環境の異常異変と結びつける。
盛り上がりに欠けた
東京オリンピック、ペキンオリンピック
コロナ禍での国威発揚と為政者のレガシー。
狂ってしまったロシアに世界は為す術なく狼狽える。
皇室を崇拝敬う親父は、若かった頃
特高警察の取り調べを受けた。
カバンの中に明治天皇と皇后の写真
お言葉の文言が入っていたのを
特高警察官が見て
これは立派な心がけだと直ぐに釈放された。
それからなのか、定かではないが
日曜画家であった父は風景画を描いていたが
唯一人物画は、明治天皇と皇后様
昭和天皇と皇后様を描き欄干に掲げていた。
天皇陛下は、俺を救ったくれた、
毎年 正月に皇居に参賀した。


皇室の御姫様が平民と海を渡って駆け落ちしたが
父が生きていたならどんな思いであろうか?
大正生まれは殆どこの世にはいない。
昭和生まれも年々減少。
現実の戦争体験された人も僅かだ。
ウクライナとロシアの攻防戦は
ゲーム上の観念と想像の戦争から
リアルな人殺しを見せつける。
虚無感が世界に漂う。

「シェルブールの雨傘 Les Parapluies de Cherbourg」~Soundtrack by Michel Legrand