馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

ステンドグラスランプ、 見切り千両。縁を切る。

2020-10-07 07:47:49 | 日記




のステンドグラスランプ、エピローグです。

ステンドグラスランプ、買い取りのきっかけは
大学山岳部先輩からの依頼でした。
晴海にある乙仲業者(通関保税倉庫会社)に出向きました。
初めて、保税倉庫に入った。
下記に当時の状況ブログを読んでください。
私が海外輸入を本格的に始めるきっかけとなったビジネスです。

ヤクザ、右翼、公安調査庁、警察
弁護士、仕切りや、が暗躍。
私は、人集めに奔走。

銀座クラブ中国人黒服、その店のホステス
段ボール箱会社
中国上海の部品会社
雑貨販売会社部長
社団法人部長
大手企業役員
山岳部同期の大学生息子とその仲間
他、様々な職種の人が錯綜して
まとめ上げるのに心筋梗塞になりかけ
病院に担ぎ込まれた。

この仕事を通して、人間の金銭欲望の貪欲を知った。

ステンドグラスランプ、は一つが27万円から
1万円まであった。
千個程のステンドグラスランプを短期間で捌かなければならない。
契約完了すれば、倉庫保管料
修復作業経費が発生。
一挙に販売完了させなければ、倒産した会社と同じ
身動き出来なくなる。

見切り千両することだ。
周囲は反対したが、関係者には無料で贈呈。
欲をかいては失敗する。

27万円ステンドグラスランプは1万円
他、様々なランプは5千円から千円で
直接大手組織に売り込む。
その組織のキーマンに、一つお中元で贈る。
キーマンは組織の中元として即採用。
会社キャンペーンのプレゼントとして採用。
問屋など通さない。
銀座クラブの黒服とホステスを何故使ったのか言えば
そのクラブのママさんは、以前取引先問屋で
働いていた対馬出身の中年女性。
ママと客との関係ではなかった。
私が接待での店として利用。
持ちつ持たれつの関係。
ママは私がホステスがいる店を好まないのを知っていて
気遣いしてくれる。
ホステスも同僚のような関係。

その後、バブルは去って店は閉じた。
中国人黒服は、カナダ在住中国人女性に
400万円払って偽装結婚
同棲していた中国人女性を捨て
カナダに渡った。
ホステスから金を貸したが
返金はないものとであり
縁を切った。
ヤクザ、右翼、怪しい会社、人間全て縁を切った。

今では、みんな何処にいるか知らない。


再掲

覚醒剤を見た。保税倉庫
2014年5月25日
5月25日(日)AM9時 茜浜までウオーキング。
 
のっけから、怪しい覚醒剤を見たなんて表題。
ASKAの覚醒剤が世間を騒がしているので思いだした。
 
バブル真っ盛りの25年程前、
晴海の岩壁にある倉庫事務所で見たのだ。
当時、通関会社から、海外から来た商品があるが
荷受人の会社が倒産して倉庫料、通関料の支払不能になった。
弊社に倉庫料と通関立て替え金を支払ってくれれば
その品物を引き渡す依頼だった。
晴海の保税倉庫で埃被った大きなダンボール箱が
うず高く詰まれていた。
箱に入っていたのは、大理石で作ったステンドランプだ。
簿価にして1900万円相当。
 
通関会社の晴海倉庫所長と倒産会社社長との
交渉の末、約90万円支払った。
 
それからが、しんどい目にあった。
ランプに不良、破損、欠損が有り
学生アルバイトを使い再生させた。
それでも人手が足りず、銀座のホステスまで
倉庫に来て作業した。
作業を終えると、そのままホステスご同伴で
銀座クラブに直行した。
本当にバブルな時代だったのだ。
 
しかし 晴海の海岸倉庫は窓ガラスもなく、海風が吹き抜ける
5階建ての古いコンクリート倉庫。
クレーンで荷物の上げ下げをする。
倉庫内には猫より大きなネズミが棲んでいて
倉庫内に飛んで来る鳩を猫が捕まえると
ネズミの集団が猫から鳩を奪うのだ。
倉庫内には、鳩の毟られた羽が舞っていた。
 
薄明かりの倉庫には南米から来た家族が
黙々とカンヅメをより分けていた。
昔 沖中仕と呼ばれる荒くれ男がいた世界だ。
 
倉庫事務所 入り口カウンターに
透明プラスチックの箱が置かれていた。
しっかりと固定され持ち運びが出来ない。
 
透明ケースに白い錠剤や 粉が小さな仕切りに並んでいた。
 
ケースに貼り紙があり、
覚醒剤の表示があった。
倉庫内でこれらを発見した場合連絡先電話番号が記されている。
本物の覚醒剤なのだ。
海外からの特殊な商品や、倒産で通関できない荷物に
隠させるのが多いと言った。
 
このランプを巡っては、ドラマになるような展開が待っていた。
倒産会社の不良債権回収でヤクザが乗り出してきたのだ。
 
某日 吹きすさぶ倉庫でアルバイト、ホステス
それと、ステンドグラスを入れるダンボールを製作した
社長と作業をしていた。
荷物用の巨大エレベーターの滑車が錆び付いた音を
軋ませ5階の置き場で開いた。
扉が開くと、渡哲也率いる西部警察もどき
サングラス集団が現れた。
 
ステンドランプの荷物の乗っ取りにきたのだ。
危ない輩は大型トラックで保税倉庫前に乗り付けていたのだ。
 
 
荷物のステンドランプにコンセントコードが無かった。
ヤクザがそのコンセントを持っていた。
交渉の末、コンセントを貰う条件で
ステンドランプを少しだが渡した。
 
保税倉庫で彼らが出来る精一杯の取引だった。
先にも書いたが沖中仕は昔はヤクザ会社であり
通関会社の社名が ○○組とあるのも
その名残である。
山口組も神戸の港湾荷役からの始まりだ。
なので、今回のことでヤクザが出てきたが
争いを回避したのだ。
 
通関会社が弊社に引き取りを希望したのも
ヤクザがらみの危険を回避するためだった。
 
ステンドランプの上代価格は25万円~1万5千円まであり
バブルでマンション価格が上昇していて
マンションメーカーが販売でオプションとして
売り出したのだ。
倒産した社長は。金ぴかの腕時計、アクセサリーを付けていた。
商談が成立すると驚くべきこと言った。
「俺に荷造り梱包にアルバイトさせてくれ」?
勿論 断った。
 
金もなく閑なので、自宅近くの六郷川でハゼ釣りして
それをオカズにご飯食べていると言った。
笑ってしまった。
後で債務が払えず、六郷川でヤクザに土坐衛門にされると聞いたが
ニュースはなかった。
 
荷造り梱包と作業代に約250万円の経費だった。
販売は、あるゆるルートを使って捌いた。
販売額は約600万円
 
しかし 所詮濡れ手に泡
騙されて手元には金は残らなかった。
多少の在庫は友人に贈った。
自宅の居間にも一つ夜なると
バブルの明かりが灯る。
  
丁度 その時代
同期にヤクザの幹部になった者がいた。
新宿区役所近くでスナックも経営していた。
当時 お客との接待に最後の仕上げで使った。
なぜその店を使ったかと言えば
新宿で飲む店として最も安全だからだった。
店内に組代紋が壁に貼られ
見る人が見ればそれの代紋が何であるか飲み込めるのだ。
 
一人 5千円でポッきり
おつまみのピーナツの殻が床に投げ捨て
煙草も投げ捨て
これがアメリカンスタイルらしい。
 
そのヤクザは栃木刑務所に3年~4年近くお勤めをした。
服役罪名は覚醒剤の売買。
新宿の有名シティーホテルで
左のポッケにはヤク 右のポッケには札束
一回の取引で600万円になるという。
 
摑まった時、警察から言われた。
「薬を自分自身では使用せず、他人に売るのが一番タチが悪い」
 
当時 ヤクザ幹部、右翼幹部、警察幹部、公安幹部と
それに検事と歌舞伎町で一緒に飲んだが
堅気は私一人だった。
彼等は頭の中にそれぞれの思惑を秘め
情報の取り合いをしていたのだ。
私は中和剤だった。
そのヤクザも引退して息子がヤクザになったと聞いた。
 
今はみんな引退してしまった。
 
覚醒剤は貧乏人には売らないと言った。
貧乏人は、ヤクのために犯罪をして
出所がバレテしまう。
 
私 貧乏だからヤクは近寄って来ない。
 
貧乏でも人を騙さず懸命に働きましょう。


午下がりのサンチョパンサ
NOの棚に納める…
日記
2020-10-03 16:47:10


ある医師が、自分をマイナスに導こうとする人間を『NOの棚に納める勇気を持つこと』の必要性を提唱されていた……。

これは当たり前に見えて中々難しい。
下手をすると……拒絶するより拒絶された方が楽だと考えてしまうのである。

『NOの棚』というハッキリしたモチベーションを確定させておかないと切り離すのは至難の技なのである。

今から思えば……自分がプレッシャーを乗り越えてその棚に納めた人達は一様に『自分が人にしたことは平気』だが『同じ事をされたら烈火の如く怒りを露わにする人達』だった。

そんな主従関係に正当な理由などない。
『相手が決め付けてた』だけだったのである。
異常な状態を元に戻しただけでその人達は憤懣やる方ない!といった風情であった。
『それがその人達の当たり前』になっていたんだなぁ?とやっと確認出来たのだった。

食事に誘っては一方的に奢らせてた奴が
『割り勘なら行くよ!』と言った途端不愉快を全開といった態度でモノも言わずに帰って行った事さえあった。

人に対して裏付けを取ってない『それくらい当たり前だろう?』は絶対厳禁なのだと知った。
何時か?改めるだろう?は無いのである。

一度……えっ!っていう振る舞いをした人間は味をしめて繰り返す。
揚げ句の果てには『それを当たり前として要求し続け常態化する』に及ぶのである。

『仏の顔は三度まで』を人を計る尺度にする事。それを越えて意味の無い我慢・妥協を重ねると『奴隷の顔は永久に……』へと変質していく。

相手は、お互い様の普通を端から拒絶して、妥協を要求しているのである。
こっちの『それはNOです!』は相手の理不尽な謂われなきNOを元に戻すだけ……だということである。

若い年代が家庭で『NO』の連発で生きて来てる故に……社会では『自分もNOを言われる事がある』と知っておく必要があると思う。

そうしないと……社会のフィフティ&フィフティの世界で何時も意味なく怒って生きて行く事になりかねないと思うのである……。

『NO!』を言い言われる事が大事件かの様に感じてしまう社会は……やはり何処かに不健全さが隠されているのである。