馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

世間は狭いⅢ!九段スズキ本店 長野夫婦。

2013-12-30 16:10:35 | 日記

世間は狭いⅡに続く。

 

長野利男・美保子夫婦から聞かされた事に

同情と義憤に駆られた。

私の怒りには伏線があった。

ITの急速な広がりは、従来、職人が写植機を打ち

トレースして原稿デザイン版下製作業が衰退し

駆逐されつつあった。

学生時代の同期が写植版下製作の商売をしていた。

そこに共同で仕事をしていた男を紹介された。

仕事がなく苦境にあったので、長年取引のある

徽章バッジを商売にするエースメタルという会社を紹介して

デザイン 版下製作が出来るようにした。

又 長野が社長をしていた会社も紹介した。

ところが、長野の部下が、紹介した二人と

私の会社がしている仕事の情報を流し

こっそりと奪い取っていた。

長野は社長として、処罰して出入り禁止にしたと言った。

しかし、二枚舌で事実は黙認したのだ。

反ビジネスモラルの行為は、不正競争防止法に当たる行為であった。

私は長野の会社との取引を絶った。

 

その出来事があった後に長野夫婦は

当時日本橋にあった事務所に逃げてきた。

そして、自分の不明を詫びた。

 

私も騙され続けてきたので懸命に助けた。

3億円の借金も従業員と下請け、金融機関に肩代わりさせた。

借金が無くなり長野夫婦は大喜びだった。

長野は新しく(有)九段スズキ本店を作った。

 

九段スズキビル1階には社長を首になった(㈱スズキ徽章

4階には(有)九段スズキ本店

6階には長野利男、美保子夫婦と息子二人

何とも、異常な取り合わせの怨念ビルになった。

 

取引先から見離されたので、私が全力で支え

台湾から戻った息子が海外から仕入れをした。

私の諸先輩方々も同情して無償で応援と手伝いをした。

歳月を経て仕事も回り出した。

長野夫婦にも余裕が生じた。

それと共に、彼ら夫婦にも変化が現れた。

入念に装っていた虚飾の仮面が剥がれだしたのだ。

 

3億円の負債を押し付けた会社の社長は先代に仕えた

職人さんが社長になった。

長野は大笑いしながら言い放った。

「今度の社長は3億円など返せない」

「あいつは首吊り自殺するしかない」

 

私は長野の言葉が信じられなかった。

居酒屋で聞いた紳士が言った。

「長野利男は月収150万円、何もしない女房は月収50万円」

「会社の家賃として月100万円を貰っていた」。

年間3千6百万円の収入を得ていた。

毎年赤字決算であるのに、贅沢三昧だった。

これでは負債は増加していった。

追い詰められて実印を持って

無責任な夜逃げして、周囲に多額な負債を肩代わりさせた

罪の意識も後ろめたさを微塵も感じていないのだ。

 3億円の借金がチャラになった男は

「日本で俺しかいない」と自慢げに吹聴したのだ。

スズキ徽章は、数メートル先のビルに移転した。

通りにスズキ徽章と九段スズキ本店の看板が現れた。

道行く人達には奇妙に写り、両社にトラブルが生じたことが推測された。

スズキ徽章は九段スズキビルを退去したので

入居当時の敷金返還を迫った。

応じないため 

追放された会社と金融機関から、事務所家賃保証金三千万円の返済で

訴訟を起こされた。

又、長野利男の実兄も助けていて

九段スズキビルで一緒に仕事をしていた。

突然、兄弟喧嘩をしだした。

金銭の取り合いで、実兄とも訴訟になった。

長野夫婦の金への異常な執念が顕在化したのだ。

居酒屋での老紳士からの聞いた事情でも

長野美保子も姉と相続で裁判沙汰になった。

この夫婦は親兄弟と骨肉の訴訟合戦を繰り広げていたのだ。

親族間の遺産争いは世間にはよくある話だと聞いていたが

実際に目の当たりにして身内同士の醜い争いに溜息だ。

 2013年12月30日15時半

スカイツリーから弊社女性が家族と展望台の望遠鏡で

弊社事務所を見ていた。窓は見えたが、手を振ったが逆光で見えなかった。

 

続く 世間は狭い 九段スズキ本店 長野夫婦