8月11日(木)
今日も夕方、釣りをする。曇り空なので気温は高いが陽は照りつけない。
弊社マドンナも同行した。
ロングスカートにエプロン、サンダルの格好、背景には総武線鉄橋とスカイツリー。
「夕飯のオカズ用魚を捕るようね」!と彼女はつぶやいた。
最初に私が竿入れして直ぐにセイゴを釣りあげた。
マドンナに交代する。かなりの間ウキを見つめたが反応無し。
彼女は仕事の為事務所に戻った。代わって再びイケメン登場。
昨日の屈辱を払うべき再挑戦。
餌の青イソメを触るのが気持ち悪いらしい。
マドンナは平気で青イソメを針に付けるのだが
幼い頃に自然と触れ合い、野山を駆け回り、川遊びをしなくなった
都会の子供達は大人になってからでは対応に戸惑うのだろう。
イケメンもじっとウキを見つめる。
暫くすると「おお!」と声を出す。
ウキが波間から暗い水底に斜めに吸い込まれていく
竿を上げるが餌が半分ちょん切れた状態であがった。
獲り逃してしまった。
この出来事で気合が入ったのか我慢強く上げ潮で流れていく
ウキを見つめていた。
ついにその時が来たのです。
「おお!」と声を張り上げる。
ウキが沈むが竿は上げない
ウキが川面に浮いてきた
又沈む、かなり深くに潜ったところで竿を上げた。
銀鱗がテラスに上がった。
ようやくセイゴの小さいのを釣りあげた。
かくして、イケメンの初釣り成果が達成したのだ。
これで、馬鹿にされることなく将来隅田川で釣りをしてセイゴを釣ったと
言えることになる。
次はマドンナが釣りあげられるかが楽しみだ。
お盆の暇な時、時間つぶしには金かからず結構なことだ。