馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

隅田川と神田川合流点で魚釣った!

2011-08-10 14:55:27 | 日記

89日(水)15時 事務所前、神田川と隅田川の合流点で釣りをする。

昨夏、4回この護岸で釣りを試みたが

釣れないというより全くウキが沈むこともなく魚信がなかった。

他の人が同じ場所で釣りをしていたが

やはり釣れていなかった。

 

朝、船橋漁港の釣具屋自販機で青イソメを500円で買った。

コインを入れて青イソメボタンを押すと

PPパックに入って冷やされた青イソメがポトリと落ちた。

   

麦藁帽子、Tシャツ、短パン、ぞうり、

隅田テラスのホームレスと思われそうだ。

(確かにそれに近い)

ハゼ釣り用の仕掛けで青イソメ丸ごと針にぶらさげる。

直射日光が体に照りつけるが水辺で少し風があり

汗ばむことはない。

まもなく、盆休みで電話等問い合わせもないので

金もかからないので気分転換と夕方の一杯が楽しみになる。

 

早速、左手に釣竿を持ち、どうせ、魚信はないだろうと

右手で携帯メールを打ち始める。

メールを打っていると左手が少し重く感じる。

竿がひなっている。

ウキが波間から沈み込んでいる。

あれれ!引っ張ると釣り糸がピーンと伸びた

慌ててメールを止めて両手で竿を引き上げる。

銀鱗が水面を抜けてこちらにゆれながら向かってくる。

釣れたのだ。

急いで事務所に電話して洗面器に水入れて持ってきてもらう。

背びれが尖がっているのでセイゴとわかる。

口奥に針が入ってしまったのでセイゴは直ぐ息絶える。

本気になって竿を水面に入れる。

又急激にウキが水流深く潜り込む

竿を引き上げるが、ひなりがすごい、強い引きなので

後ろに下がった途端、真後ろにあった石のベンチに

足をとられてひっくり返った。

2匹目は少し大きめで護岸にあげた時糸は切れていた。

少し興奮!

川面に直ぐ竿を入れると又もや魚信

引き上げる、釣れた。

ジョギング中のオジサンが寄って来て、その竿で

「良く釣れたね」と言う。

裏返せば素人が釣りしているのが分かったらしい。

  

釣れる度に針を付け替えるのが面倒なので17時で止めた。

事務所に持ち帰り氷水に浸す。

さて、小魚どうしようかとデザイナー女性と相談。

折角、初めて隅田川で釣ったので食べることにした。

塩焼きにした。

小魚なので殆ど身はないが食べてみた。

デザイナー女性も恐る恐る食べた。

彼女が「味噌汁の具、シジミの味がする」と言う。

なるほど、泥臭い、やはり東京湾奥の汽水河川にいる魚は臭みが強い。

直ぐ食べるのは止めた。

  

次回は釣ったらまた戻すことにしよう。

一昨年、亡くなった友人と船橋港でハゼ釣りした時、釣具屋の親父に

「馬鹿でも釣れる」と聞いたが釣れなかった。

後で「子供でも釣れる」と言ったらしい

私の聞き違いであった。

今回、釣れたので馬鹿でも子供以下でもない証明が

出来て一安心!

 

一昨年から釣りをしたのは、船橋漁港近く住む

彼の孤独と気分転換をさせるためだった。

私が仕事で同行出来ない時は一人で漁港で釣りしていたが

メールで「お前と一緒でないと釣れない」送信してきた。

 

数年先には、三途の川であいつと魚釣りするか

三途の川の魚も下界の魚の生き返りだろうか?