馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

柳橋 高名の木登り!

2011-06-28 17:05:29 | 日記

628日(火)

    

窓越しに見える柳を植木職人が小枝を伐採している。

その前は神田川最下流の橋 柳橋だ。

東北訛りの声が響く

木に登っているのは親方らしく

「親方!少し右ぜ」訛っている。

象徴の柳を手入れしている。

柳橋の地名であり、正岡子規の俳句碑がある。

 

春の夜や女見返る柳橋

贅沢な人の涼みや柳橋

 

細い柳のてっぺんでバランスよくハサミで切り落としている。

 

徒然草 第百九段

高名の木登りを思った。

高校生の時 習ったが実感はしていなくて

木登りも降りる時と、もう少しで地面に着く寸前に落ちるから

気を抜くなという戒めだが

大学山岳部での登山でその戒めを体験した。

同期が夏転落死した前穂高北尾根を大学2年生の冬に登ったが

 

氷雪の登りには緊張で細心注意をして登攀したが

下降して平らな幕営地が見えた時

気を緩めた瞬間アイゼンが氷に食い込まず滑落。

幸い風に因る雪穴に挟まって助かった。

 

私の後輩も冬山で、まもなく山小屋が見えるところで

油断して軽装のまま動いたがリングワンデリング

に巻き込まれ凍死してしまった。

人生 日常も

油断 慢心、おごりという悪魔の囁きに注意しなければならない。

 


墓参の御礼メール

2011-06-28 10:43:49 | 日記

628日(火)亡くなった友人の妹様からメールが来た。

墓参への御礼文だ。

以下メール

 

兄を失って、辛く悲しい気持ちは、一年がたった今もより一層増すばかりです。
兄を助けてあげられなかった兄の絶望・孤独をもっと理解するべきだった
思っても仕方のないこととわかっているのに兄は言っているに違いありません。「泣くなよ、るみ!」
大丈夫!お兄ちゃんの妹だから!
菊地さんらしい供養で、兄も喜んでいることでしょう。感謝申し上げます。

  

2010年3月20日    浜町橋からの住まい

私も近くに住みながら、一人病に耐えている孤独な窓明かりに

見て見ぬ振りしたこともあった。

彼が住んでいたマンションを今も通る

未だ遺品も置いてある。

マンションは船橋港水門傍にあるが

大震災で破壊され通ることは出来ない。

私の妻も最近彼の夢を見たと言う。

私は見ていない。

いつも傍らにいるような気がする。

「おい!大丈夫、元気出せ」