地域に根差した工芸と染色の講座。
北海道の「木彫り熊」はベルンのJOBIN製のもので、徳川義親が農民に奨励したことからだったんだね。
画像は柴崎重行作の鉈のみで制作されたもの。
導入初期の作品はヨーロッパのメルヘンチックな愛嬌も感じられるフォルムで、魅力的だった。
講師はお馴染み阿部先生。
午後からの染色は羊毛フェルト化。
大好きな作業だったけれど、染色したかった~。
風があると引き抜いた羊毛が飛ぶので暑い暑い。
真夏の羊毛はねえ。
インスタレーションなど現代美術の最新情報と教材化についてを午前。
午後からはイメージの創出に関わって、コラージュのあれこれを実習。
様々な写真を思い思いに切り抜いて新たな生物を構成していくというもの。
こういう題材は小学校で増えているけれど、単なる思いつきで終わらせず、生活の精神的なところに目を向けさせたいと思う。
背後にサモトラ家のニケ。
大好きな彫刻。
それにしても暑い。
テストもちゃんと書けたよ。
今日は吹奏楽コンクールの日。
姪っ子も連れて吹奏楽を聞きに。
とっても素敵で、何度もゾクッとする場面があって感動!
水も出なかった学校でよくここまで完成度を高めた感。
子どもたちも感極まって涙涙。
私も控室への通路で待ち構えて抱擁。
指揮をした先生とも。
彼女も身体をボロボロにしながらやっていた。
肩をマッサージしたりもした。
私ごときが出来ることは知れているから。
微力でも無力ではない存在でありたい。
おかげで心に深く刻んだ今日という日。
姪っ子が鼻がムズムズするというので切り上げてきた。
自己申告偉いぞ!
さすが、コンサート慣れしてますな。
週末はかつての教え子が勤めているお店へ。
その子も18年前、吹奏楽でクラリネットをしていた。
そこでも二人で泣きそうになるような再会。
私の仕事の結果はすぐに出ないことも多い。
一生をかけて、辛いとき苦しいときに思い出してもらえる存在になれると幸せ。
なかなかそんなことは無く、何年経っても支えられているのは私の方。
しっかりしなくちゃ。
夜はすぐ目の前の公園で子供会の焼肉とやらで、姪っ子も母も出かけていった。
昼間、妹がやってきて昨日の燻製をつまみながら、水遊びしてくれて、私もしばし静かな時間。
昨夜、偶然に流れ星を見て、暗さを楽しむつもりでキャンドルナイト。エコ。
夏場の晩酌はもっぱらこれ。
今時期の醍醐味は夜更かしで映画の流しっぱなし。
「ワルキューレ」…トム・クルーズ。
シリアスだった。
流石にいろいろな賞を総なめにしているだけある。
時間が刻々と流れる中で遂行される計画は、もうドキドキもの。
胃が弱い人は用心して見ないと。
「シェルター」…サスペンスホラーではなくてホラーサスペンス。
多重人格者が関連付ける信仰世界。
信仰心が無いと封じ込められるぞ。
壊疽していく様子が「ザ・フライ」だとか「エイリアン」だとか、そんなふうに見える。
少しちゃっちい。