私にとって、大切なことは山ほどある。
今は電車での移動中。こういう時間に冷静になれるんだよね。
美術教育サミットが10日から2日間あって出席。
やりたいことがたくさんあって、つい数日前まで自分のことばかりにイライラして。
「本来はこうあるべきなのに」とか、「自分はこうしたい」「私はこう考える」…ばかりだったように思う。
自分の思考やイデオロギーの方向性は確かにハッキリした。
自分のいるべき場所もある(居たいかどうかは別)。
職場でも、自分の上に立つ人は、職場をまとめて、仕事の理論も合理性も、できて当たり前だと思い込んでいた。
少なくとも自分が職場を管理したいと思った人達なのだから、お手並み拝見するように。
おおよそ大先輩なのだから、当然のようにやってのけたし、
人望も深い人ばかりに出会ってきた。
でも、これってラッキーだったのだ。
美術面でもしかり。
私も年齢を重ねて、だんだん、無鉄砲ではいられなくなったということか。
言葉を選ぶ。それから、自分が言いたいことを、願わくば自分より若い人がいうのを待つ。
その時言わなくても、後で一言添えて、その人がわかってくれればいい。
急いではいけない。
それがみんなのものになるっていうこと。
最近、キリキリしていたと思う。
もっともっと、周囲とのバランスを考えよう。
語る会に持参した作品、みんなに見てほしかった。
帰宅して冷静になると、私がそうしてもらっていたように、後でいいのだとわかる。
はっきりしないことに大勢で足掻く必要がある。
最短距離で目的地へ着かない方がいいこともあるんだから。
でもね、私と子どもたちは確実に良い感じにできてきた。
私の視点にもブレは無いはず。