職場が変わることになって、すっかり気落ち。
美術科の定め。
送別会の度に泣きそうになっては堪える。
号泣の保護者に会っても堪える。
泣いたら次へ行けないのもわかっているから。
次に来る人もしにくくなる。
でも、一人になると、どっと寂しさが膨張して、一気に涙が出てくる。
お手洗いに立っては…、
帰り道の運転中…、
特別教室へ逃げ込んで…、
一人で仕事道具を詰めながら…。
最後の最後に、支えになってくれる人が居て、寄り添ってくれた。
何とか最終日を過ごせた。
退勤前に、同僚が子どもを連れて来てくれた。
大変なタイミングで、その子と遊ぶと癒されてきた。
天使のような子。
サボテンをプレゼントされて、会話してるとまた離れ難くなる。
帰途に着くときも、
その子が車の後を追って来るのがバックミラーに映り込んで、
結局もうぐすぐすの状態になってしまう。
翌日、新職場へ。
過酷なチームの状況に、落ち込んでなどいられない感たっぷり。
自分の役割ってあるんだ。
引き継がれた私の「城」は、前任のその人なりにかなり片付けてくれたらしい。
休日、掃除したら、 ゴミ袋4つ。
すっかり気管が埃にやられてしまった。
これから教育課程とシラバス作り。
元がないので、期日に間に合うように完成するしかない。
専門であっても、とっても大変。
私の後の方々へ、つたなくとも、ちゃんと置いてきてよかった。
未だ会っていない学級の子どもたちに向き合って、
ハートのある付き合いをしていこうと思う。
きっと大丈夫。
愚痴っぽくなったけど…、がんばれ私。
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