uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

新たな地で。

2011-04-02 21:44:36 | 日記・エッセイ・コラム
新たな地で。
職場が変わることになって、すっかり気落ち。
美術科の定め。
送別会の度に泣きそうになっては堪える。
号泣の保護者に会っても堪える。
泣いたら次へ行けないのもわかっているから。
次に来る人もしにくくなる。
でも、一人になると、どっと寂しさが膨張して、一気に涙が出てくる。
お手洗いに立っては…、
帰り道の運転中…、
特別教室へ逃げ込んで…、
一人で仕事道具を詰めながら…。
最後の最後に、支えになってくれる人が居て、寄り添ってくれた。
何とか最終日を過ごせた。
退勤前に、同僚が子どもを連れて来てくれた。
大変なタイミングで、その子と遊ぶと癒されてきた。
天使のような子。
サボテンをプレゼントされて、会話してるとまた離れ難くなる。
帰途に着くときも、
その子が車の後を追って来るのがバックミラーに映り込んで、
結局もうぐすぐすの状態になってしまう。
翌日、新職場へ。
過酷なチームの状況に、落ち込んでなどいられない感たっぷり。
自分の役割ってあるんだ。
引き継がれた私の「城」は、前任のその人なりにかなり片付けてくれたらしい。
休日、掃除したら、 ゴミ袋4つ。
すっかり気管が埃にやられてしまった。
これから教育課程とシラバス作り。
元がないので、期日に間に合うように完成するしかない。
専門であっても、とっても大変。
私の後の方々へ、つたなくとも、ちゃんと置いてきてよかった。
未だ会っていない学級の子どもたちに向き合って、
ハートのある付き合いをしていこうと思う。
きっと大丈夫。
愚痴っぽくなったけど…、がんばれ私。


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