錦織ベスト８進出

今週からスペインでマドリードオープンが始まりました。これはATP1000のマスターズで、ジョコビッチが欠場しましたので、錦織は第4シードでの出場です。錦織は昨年この大会で決勝まで進み、ナダルと対戦しましたが、リードしていたのに途中けがで棄権したというかなり残念な結果になっています。ですから今年は昨年のリベンジで、マスターズ初優勝を狙っての大会ですが、あまり周りが騒いでるのはかわいそうという感じでした。

錦織は１回戦免除で2回戦からの登場でしたが、この試合もNHKがBSでライブ中継ということになっていました。試合開始が現地時間で夜9時で、日本時間では早朝4時からになっていましたので、ライブ観戦はあきらめて録画しておくことにしました。ところがNHKもいつ始めるかわからないのか、この番組表が出ていません。やむを得ずこのあたりに時間帯をすべて録画して寝ました。

ところがこの2回戦から大波乱が起きたようです。何と第1シードのフェデラーが、オーストラリアの若手に敗れてしまったのです。しかもフルセットすべてがタイブレークという接戦で、たぶん3時間以上かかったのかもしれません。そのほかの試合も長い試合が多く、錦織の試合は現地時間11時半過ぎまで遅れたようです。そのため録画ができていませんでしたが、夕方の再放送を見ました。当然結果は報道番組などで取り上げられ、勝ったのはわかっていたのですが、どんな調子か見ていましたが、フルセットになった割には良い試合運びでした。
しかしやはり結果のわかっている試合を見るというのは、緊張感がなく盛り上がりに欠けました。それでも6-2,4-6,6-4で初戦突破です。

3回戦も3時からの開始予定でしたので、録画しておき起きてから見ました。相手は地元スペインの選手で、格下とはいえクレーが得意なようで、侮れない相手でした。それでも早めに相手のサービスゲームを破り、1セット目は安心して見ていましたが、やはり錦織の動きがやや悪いようです。いくら体調を整えるといっても、夜中の1時過ぎまで試合をして、その日の夜8時から次の試合では疲れが取れないのかもしれません。それでも2セット目も早めにサービスゲームを破り、有利に試合を進めて、6-3,6-3のストレートで勝利し、ベスト8進出です。

準々決勝は、宿敵というべきフェレール戦で、明日の早朝になるので起きてみようかとも思っています。まあ今大会は、スケジュールもきついので、優勝できなくても一つでも多く残ってほしいと祈っています。