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ワクチンと偽薬接種者で死亡率が同じ意味

2021-09-07 10:27:26 | 時事
現在ワクチン接種は順調に進んでおり、国民の半数程度が接種が済んでいるようです。

このワクチンについては、フェイクニュースも含めて非常に多くの情報が発信されていますが、ファイザー社がワクチンの臨床試験の結果を雑誌に公表したという記事を見ました。

この研究には世界各国の4万人以上が参加し、ファイザー製のワクチンの2回目接種から最大6カ月間に及ぶ大規模な追跡調査を行っています。その結果ワクチン接種によって発症を防げた人の割合を示す「有効率」は91%と高い値となりました。

この様な高い値になるのは、このワクチンがRNAという今までになかったワクチンのためなのかとやや驚いています。しかしこの記事では、多くの研究者が驚いたのは、有効率ではなくワクチン接種後の「死亡率」としています。

研究では16歳以上の参加者約4万人を「ワクチン接種群(約2万人)」と、正式なワクチンではない偽薬を与えた「プラセボ群(約2万人)」に分けて、接種後の安全性を確認する追跡調査を行っています。

その結果追跡期間中に死亡したのは、ワクチン接種群が15人、プラセボ群が14人となっています。意外な結果として注目されたポイントは、ワクチン接種群とプラセボ群の死亡率に差がなかったことで、専門家の間でも議論の的になっているとしています。

この死因はワクチン接種群はコロナによる肺炎で1人死亡で、プラセボ群では2人が死亡しています。その他は心肺機能停止、動脈硬化症、多臓器不全、肺炎などになっており、接種群でもプラセボ群でも特段の偏りはありませんでした。

ここでこの記事では、打っても打たなくても亡くなる人の数(死亡率)が変わらないなら、接種する必要性が揺らぐとしています。

この辺りの意味がよく分からないのですが、死亡した人は上述の様な一般的な疾患で亡くなっており、ワクチンがこのような疾患の予防になるはずはありません。

例えば日本では毎年120万人程度が亡くなっており、遺跡期間の6カ月であれば2万人のうち15人程度亡くなるのは自然なことと思われます。私はこの死亡者数を見て、ワクチンを接種しても死亡するような危険性はなく、安全性を示す数字と感じました。

この記事はかなり長いのですが、出てくる専門家はワクチン接種反対派かもしれませんが、一貫してワクチンを接種しても死亡者数が変わらないのはワクチンの効果がないという論旨でした。

最後にワクチンの製造元は、自分たちが不利になるデータは公にしないのに、ファイザーはよく出してきたと驚くような研究結果としています。

この記事は一流といわれる雑誌なのですが、ワクチンに反対する啓蒙記事としても、あまりにも恥ずかしい内容のような気がします。


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