錦織 復帰第一戦

昨日の朝（実際は昼でしたが）錦織の復帰第一戦がありました。３日からアメリカ・ワシントンDCでシティーオープン（ATP500）が開催され、錦織は約１か月ぶりに第２シードとして出場しました。

上位８人は１回戦が免除されていますので、錦織は昨日の２回戦が初戦となりました。予定では朝8：30からでしたが、幸いBS朝日がライブ中継するので、録画しておきました。かみさんが10時前に用事があったため、私も見ずにかみさんが帰ってきてから、1時ごろから見始めました。ところが録画が始まってから、錦織がでてくるまで早送りしたのですが、いつまでたっても関係ない試合を流しています。後からわかったのですが、前の試合が伸びたり雨の中断があったりで、3時間遅れで始まったようです。このあたりがテニス中継の難しさでしょう。3セットマッチですので、時間通り始まりストレートで勝てば、1時間半もかからずに終わるし、昨日のように5時間半もかかったりします。いくら平日でBSの昼といっても、これだけの時間枠を取ってくれたBS朝日に感謝します。

さて錦織の試合ですが、ウインブルドンを棄権した足の調子はどうか、久しぶりの公式戦でどんな試合ができるかなど、いろいろ不安要素がありました。相手はオーストラリアの若手で、ランキング95位ですので、かなり格下ですので負けることはないだろうと思っていても、やや緊張して見ていました。相手のサーブから始まりましたが、リターンもよくストロークも安定しており、錦織らしいショットも出てこのゲームをブレークしました。さすがに世界5位で途中ブレークされたりしましたが、終始リードしており、これならばストレートで勝てると安心しました。ところがサービングフォーザセットになった時、緊張しというよりは集中力が落ちたのか、2回もダブルフォルトをだし、セットを取ることができずタイになってしまいました。このままタイブレークになりましたが、まさか錦織が落とすことはないと思っていたら、そのまさかが起き1セット目を取られてしまいました。

2セット目は錦織らしさが出て、6-1と圧倒してこのセットを取りました。これを見る限りは、錦織の足は完全に回復しているし、ゲームの進め方も錦織らしさが随所に出ていましたので、この大会だけでなく、今月末の全米オープンも期待できそうでした。3セット目も安定して取り、無事逆転勝利になりましたが、この程度の相手に2時間半もかかるようでは、この後の体力がやや心配です。

初戦がナイトセッションだとずっと夜が続く可能性が高く、少しは暑さも和らぐのかもしれません。ややもたついてしまいましたが、何とか期待が持てる内容にはなっていました。