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コロナとの共生の日常で感染拡大

2023-08-19 10:34:40 | 時事
新型コロナがインフルエンザと同じ5類に移行してから3か月以上が経過しました。

この夏は4年ぶりに多くの夏まつりや花火大会などのイベントも復活し、やっと「コロナとの共生」「ウイズコロナ」の日常が戻ってきた感があります。

私はまだ外出時にはマスクをしていますが、電車の中などでもマスクをしていない人を見かけても違和感がなくなり、そろそろやめようかとも思っています。

感染状況に関する公表が「全数把握」から「定点把握」に変わり、メディアも取り上げなくなっていますので、流行具合は分かり難くなっています。推定患者数は今後増加傾向を続ける可能性が高く、多くの専門家は明らかに第9波になっていると強調しているようです。

厚生労働省の発表によると、8月第1週の感染者数は7万7937人で、1医療機関当り15.81人となっています。4週連続で1医療機関当り10人を超えています。

専門家組織が会合を開き最新の感染状況などを検討しましたが、この報告によると4月上旬から穏やかな感染増加傾向が続いており、地域別の新規患者数も42都府県で増加し、年代別患者数は10代を除きすべての年代で増えています。

全国の新たな入院患者数は1万1801人で前週より増えており、重症者の数も増える傾向になるようです。ただ医療体制については、全国的なひっ迫は起きていないとしています。

会合後の会見で「今後も患者増加が続く可能性がある。医療に負担がかかる恐れがあり、リスクが高い場面では注意してほしい」と述べています。現在国内で流行している新型コロナの主流は、オミクロン株派生型のXBBとなっています。

この株はワクチン接種や感染により得られた抗体が効かなくなる「免疫逃避」の能力が高いと指摘されています。実際ワクチンを5回接種していながら感染したという人もいるようです。

京都大学の研究グループによると、XBB株が最初に生まれたのは2022年6月と推定され、先祖株のBA株よりも抗体による免疫からの逃避能力やヒト細胞への高い侵入能力を確認しています。

政府は感染症対策の司令塔となる「内閣感染症危機管理統括庁」を9月1日付きで発足させるなど対応をするようです。しかしコロナ前の通常の日常が戻っており、今までの政府などの緊急事態宣言などが何の効力も無かったことが分かっていますので、もう国民の意識も変わっています。

たとえ第9波になったとしても、いまさらコロナ対策を行う必要はないだろうと思っています。インフルエンザと同じように、かなり流行している程度の認識で十分ではないでしょうか。



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