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ごっとさんのブログ

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幸せホルモンセロトニンは漢方で補える

2025-07-06 10:31:46 | 自然
セロトニンは、体内で合成される神経伝達物質です。情緒や食欲などの調節に必要な物質で、幸福感やリラックス感をもたらすことが知られています。

セロトニンは幸せホルモンと呼ばれるだけではなく、睡眠と覚醒のリズムを作るために必要なメラトニンというホルモンの生成にも使われており、睡眠の質の向上に関与しています。

セロトニンを増やす方法はさまざまありますが、ここではサプリメントや漢方薬で補う方法について紹介します。食事・運動・生活習慣を整えつつ漢方薬を服用することで、セロトニン不足による不調をサポートするのもおすすめです。

漢方薬は、心療内科でも自然由来の治療薬として使われています。セロトニン不足になる原因としては、ホルモンバランスの乱れやストレス、緊張、過労などが考えられます。そのためセロトニン不足による不調の対策には、以下のような漢方薬が選ばれます。

・ホルモンバランスの乱れを改善する、・気分の落ち込みを改善する、・興奮を鎮める、・血行を良くして自律神経の乱れを整える、・消化、吸収機能を改善して体の内側から心と体を元気にする。漢方は心と体全体のバランスを整えるので、自律神経の乱れの改善を得意としています。

自律神経が整うことで、睡眠の質が良くなり、イライラや落ち込みにくい体質を手に入れることができます。セロトニンを増やすためのおすすめの漢方薬、・加味帰脾湯(かみきひとう):胃腸の働きを助け、気と全身に酸素や栄養を運ぶ血(けつ)を補う漢方薬です。

貧血症状のある人や疲れやすく気力がない人に用います。・抑肝散(よくかんさん):緊張をほぐし、リラックスさせることで不眠にも効果があります。虚弱体質で、顔色が悪い人にもおすすめです。気と血を補い巡らせることで、精神を安定させ、不眠にも働きかけます。

生薬が成分であるため副作用はないと思われがちですが、漢方薬は医薬品であるため副作用が起こる場合もあります。漢方薬を選ぶ際は、医師や薬剤師など専門家に体質に合ったものを選んでもらうことが必要です。

私は漢方薬というと何となく馬鹿にしていたのですが、かなり前に何かの時にかかりつけのクリニックで漢方薬が処方され、飲んでみたところ予想外によく効き見直しました。

いまでは風邪のひき始めように総合感冒薬を買い置きしていますが、同時に葛根湯もおいてあり、どちらも有効な薬と感じています。

それでもセロトニンを増やすために漢方薬というのは、効果はあるのかもしれませんが、なんとなく正しい使い方ではないような気がしています。