日本では年間1600万トンもの食料が廃棄されていると言います。
この量は民間の調査ではもっと多いようですが、これだけで600万人の1年分の食料に当たるようです。これだけでも相当もったいないと思うのですが、最近食品に関する事件がいろいろ多いようです。廃棄するために出した食品を再出荷してしまった事や、サバの缶詰の中にサンマが入っていたとか報道されています。これは犯罪ですので厳しく取り締まってほしいものです。
廃棄食品を減らせるかは非常に難しい問題のようです。我々消費者が、賞味期限や消費期限を守っている限りは無理かもしれません。本来この二つの期限は区別するべきものですが、日付だけで判断することが多いようです。
消費期限はあまり保存がきかない食品に表示するもので、なるべく期限内に食べたほうが良いものです。賞味期限というのはかなり保存可能な食品で、あくまでおいしい味が保証できる期限ですので、それほど科学的なものではなく官能検査などによって決められているようです。ですから賞味期限を過ぎたと言って安全性に問題が出るわけではなく、適度に判断すべき期限のようです。
こういった表示がいつから義務付けられたかわかりませんが、たぶん初期のころ私の会社で面白いことがありました。当時FD(凍結乾燥)食品を出しており、今ではこういった商品は一般的ですが、当社が初めてこの技術を開発したようです。それに期限の表示をしなければいけないわけですが、当時保存安全性試験は6年ぐらいしか結果が出ていなかったようです。ところが表示するのに6年先ではあまりにも長すぎるというので、1年後ぐらいを付けたようです。
期限が迫ってきたものは返品されるわけですが、その日付を張り替えて再出荷していたといいます。担当者たちは6年以上持つものだから、悪いことをしているという意識は全くなかったようです。現在こんなことがわかったら大問題になりそうですが、初期のころはその程度の認識だったようです。
しかし最近はあまりにもこの期限にこだわりすぎているような気がします。家では冷凍食品などは1,2か月過ぎても問題ないとしていますが、本来は臭いや味覚といった自分の感覚で、安全かどうかを判断すべきでしょう。特に消費期限は安全な日数の2/3ぐらいに設定しているようですので、少々過ぎても問題はないようです。
スーパーやコンビニの弁当などは、期限が近くなると安くするというようなところもあるようですが、日本人はある意味非常に潔癖なところのある国民ですので、廃棄食品は増えることは有っても減ることは無いような気もします。
この量は民間の調査ではもっと多いようですが、これだけで600万人の1年分の食料に当たるようです。これだけでも相当もったいないと思うのですが、最近食品に関する事件がいろいろ多いようです。廃棄するために出した食品を再出荷してしまった事や、サバの缶詰の中にサンマが入っていたとか報道されています。これは犯罪ですので厳しく取り締まってほしいものです。
廃棄食品を減らせるかは非常に難しい問題のようです。我々消費者が、賞味期限や消費期限を守っている限りは無理かもしれません。本来この二つの期限は区別するべきものですが、日付だけで判断することが多いようです。
消費期限はあまり保存がきかない食品に表示するもので、なるべく期限内に食べたほうが良いものです。賞味期限というのはかなり保存可能な食品で、あくまでおいしい味が保証できる期限ですので、それほど科学的なものではなく官能検査などによって決められているようです。ですから賞味期限を過ぎたと言って安全性に問題が出るわけではなく、適度に判断すべき期限のようです。
こういった表示がいつから義務付けられたかわかりませんが、たぶん初期のころ私の会社で面白いことがありました。当時FD(凍結乾燥)食品を出しており、今ではこういった商品は一般的ですが、当社が初めてこの技術を開発したようです。それに期限の表示をしなければいけないわけですが、当時保存安全性試験は6年ぐらいしか結果が出ていなかったようです。ところが表示するのに6年先ではあまりにも長すぎるというので、1年後ぐらいを付けたようです。
期限が迫ってきたものは返品されるわけですが、その日付を張り替えて再出荷していたといいます。担当者たちは6年以上持つものだから、悪いことをしているという意識は全くなかったようです。現在こんなことがわかったら大問題になりそうですが、初期のころはその程度の認識だったようです。
しかし最近はあまりにもこの期限にこだわりすぎているような気がします。家では冷凍食品などは1,2か月過ぎても問題ないとしていますが、本来は臭いや味覚といった自分の感覚で、安全かどうかを判断すべきでしょう。特に消費期限は安全な日数の2/3ぐらいに設定しているようですので、少々過ぎても問題はないようです。
スーパーやコンビニの弁当などは、期限が近くなると安くするというようなところもあるようですが、日本人はある意味非常に潔癖なところのある国民ですので、廃棄食品は増えることは有っても減ることは無いような気もします。