ごっとさんのブログ

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   薬と猫と時々時事

小さなコンサートに行ってきました

2016-03-05 10:46:08 | 音楽
以前は好きなグループがあり、そのコンサートには2か月に1回ぐらい行っていたのですが、活動休止になりばらばらになったメンバーではあまり面白くないということで、このところほとんど行っていませんでした。

この中のボーカルの映美ちゃんは、いろいろソロ活動をしていたのですが、今回は「白バラボーイズ」というバンドを結成し、そのライブを六本木でやるというので昨日久しぶりに行ってきました。

私は六本木など行った記憶はなく、かみさんが分かるというのでついていったのですが、何しろ40年も前の話ですのであてになりませんでした。地下鉄の大江戸線でいったのですが、まずこの深さに驚きました。新しい地下鉄ですので、当然地下深くを走っているのですが、長いエスカレータが何本も続くという、これでは地震などでは大混乱になりそうです。有名な六本木ヒルズを見ながら10分ほどで目的の「新世界」に無事到着しました。

ここはライブハウスというより、「自由劇場」という演劇集団の練習場兼発表の場というようなところで、30人ぐらいで満員になりそうなところに7,80人も入り、立っている人や階段にまで人があふれていました。この「新世界」は今月で閉めてしまうということもあり、人が多かったのかもしれません。

私たちは友人夫妻がかなり早く来て場所を確保しておいてくれましたので、何とか座れました。こういった中で酒を飲みながら音楽を聴くというのもそれほど悪くはありません。

この「白バラボーイズ」はブラスセクションがあり、サックス、トランペット、トロンボーンとなかなか良い音を出していました。演奏はディキシー風の曲から始まりましたが、映美ちゃんはこういったジャズから、いわゆる歌謡曲まで広い範囲でうまい歌を聞かせてくれます。この中ではトロンボーンが良い味を出しており、映美ちゃんの歌が一層光ったような気がします。

今回は「キャバレーナイトショー」という名前でしたが、ピアノ伴奏だけのバラードなどもあり、映美ちゃんの歌を堪能できました。全体の選曲や、アレンジもなかなかよく、2時間があっという間に過ぎました。ところが若干問題があり、帰りの電車を予約していたのですが、演奏時間がかなり伸び本来アンコールでもう1曲あるはずでしたが、これはあきらめあわてて会場を飛び出しました。しかし六本木駅での地下鉄が合わず、予定していた電車には乗れませんでした。

帰るのがかなり遅くなってしまいましたが、久しぶりのコンサートはまあ満足できる内容でした。