昨日の全豪オープン4回戦で、錦織はフェレール戦に勝ち準々決勝に進出しました。現在錦織の世界ランキングは5位ですが、このランキング決定方法について書いてみます。
テニスのランキングはポイント制となっています。この年間獲得ポイントによって順位が決まるわけですが、テニスは男子がATP、女子がWTAという組織がすべてを統括しています。
世界中で開催されるテニス大会は、すべてランクが決まっており、最高が現在の全豪オープンなどのグランドスラムと呼ばれる4大大会で、優勝が2000ポイントとなります。次がマスターズの1000ポイント、500ポイントと続き、ジャパンオープンはこのATP500に含まれています。最後が250ポイントの大会ですが、いわばここまでがメジャーで、これ以下の大会も多数あります。
この年間ポイントの計算は、一つの大会が開催されると、昨年の大会のポイントが消え、今年の大会で獲得したポイントが新たに加算されるシステムです。例えば現在の全豪オープンについては、昨年の優勝者ワウリンカは、今年の大会でベスト4であったとすると、昨年の2000ポイントが消え、今年が720ポイントですので、1280ポイント減少することになります。現在1位2位は10,000ポイントぐらいでとびぬけていますが、それ以下は5,000ポイントぐらいで競っていますので、小さな大会でも順位が入れ替わります。
錦織がトップテンを維持するには、とにかく勝ち続けないといけないという厳しいシステムです。
さて昨日の相手のフェレールは、宿敵と呼んでよく、対戦成績は錦織有利なのですが、勝った試合はすべてフルセットになっています。とにかく前後左右よく走り、粘り強く決してあきらめない相手です。試合が始まると、とにかく錦織が安定していました。どこに打っても帰ってくるような相手ですが、うまく力が抜けよいショットになっていました。1セット目はうまく相手からミスを引き出し、順調なスタートとなりました。私は1セット目をどちらがとるかが、勝敗の分かれ目と思ていましたので、一安心できました。
2セットはブレークされたもののすぐ取り返し、安定したショットで取り、錦織の強さが出てきました。そのまま3セットもとり、長いゲームを予想していたのが、簡単にストレートで勝ってしまいました。
やはり錦織は昨年よりパワーアップしているようです。明日は昨年の覇者ワウリンカ戦ですが、面白い試合が期待できそうです。
テニスのランキングはポイント制となっています。この年間獲得ポイントによって順位が決まるわけですが、テニスは男子がATP、女子がWTAという組織がすべてを統括しています。
世界中で開催されるテニス大会は、すべてランクが決まっており、最高が現在の全豪オープンなどのグランドスラムと呼ばれる4大大会で、優勝が2000ポイントとなります。次がマスターズの1000ポイント、500ポイントと続き、ジャパンオープンはこのATP500に含まれています。最後が250ポイントの大会ですが、いわばここまでがメジャーで、これ以下の大会も多数あります。
この年間ポイントの計算は、一つの大会が開催されると、昨年の大会のポイントが消え、今年の大会で獲得したポイントが新たに加算されるシステムです。例えば現在の全豪オープンについては、昨年の優勝者ワウリンカは、今年の大会でベスト4であったとすると、昨年の2000ポイントが消え、今年が720ポイントですので、1280ポイント減少することになります。現在1位2位は10,000ポイントぐらいでとびぬけていますが、それ以下は5,000ポイントぐらいで競っていますので、小さな大会でも順位が入れ替わります。
錦織がトップテンを維持するには、とにかく勝ち続けないといけないという厳しいシステムです。
さて昨日の相手のフェレールは、宿敵と呼んでよく、対戦成績は錦織有利なのですが、勝った試合はすべてフルセットになっています。とにかく前後左右よく走り、粘り強く決してあきらめない相手です。試合が始まると、とにかく錦織が安定していました。どこに打っても帰ってくるような相手ですが、うまく力が抜けよいショットになっていました。1セット目はうまく相手からミスを引き出し、順調なスタートとなりました。私は1セット目をどちらがとるかが、勝敗の分かれ目と思ていましたので、一安心できました。
2セットはブレークされたもののすぐ取り返し、安定したショットで取り、錦織の強さが出てきました。そのまま3セットもとり、長いゲームを予想していたのが、簡単にストレートで勝ってしまいました。
やはり錦織は昨年よりパワーアップしているようです。明日は昨年の覇者ワウリンカ戦ですが、面白い試合が期待できそうです。