これ以上ない好天に恵まれた今年最後の富士登山

昨日のブログの冒頭でちょこっとだけ紹介させていただきましたが・・・土曜日に今年最後となる富士登山をして参りました。

本当は今月の2日に有休をいただいて登ろうと思っていたのですが敬愛する山友であるこの方の「気象条件は悪いですよ。」とのアドバイスにより急遽キャンセルといたしました。

で、他の山を歩いている時に見えていた富士山がバカに穏やかそうだったので・・・内心「行っておけば良かったなぁ」なんて後悔しながら歩いていたのですが・・・当日のヤマレコの記録を見たら「15m～20mぐらいの強風が吹き荒れていました」とあったので「やっぱり行かなくて正解だった」なんて山友氏に感謝した次第であります。

おっと、話を戻しましょう。

当日は夕方からこんな飲み会の予定が入っておりまして・・・逆算すると13時までに五合目の駐車場まで下りていなければいけません。

と言うことは・・・11時に頂上から下り始めるか頂上に着いていなかったら、その場所から引き返す。

雪の状態や風の強さなどの条件にもよりますが頂上までは約4時間前後。

6時半から7時くらいまでに登り始めることが出来ればなんとか頂上までたどり着くことが出来そうだということで朝食を済ませた後5時に自宅を出発。

7時前には五合目の登山口から登り始めました。

上を見上げると・・・穏やかそうな山頂方面。


六合目の手前で「賢パパさんですよね」と声をかけて来る方が。


ブログを読んでいただいている「はやさん」でした。

「工場長はもう登り始めて行きましたよ」と教えていただき元気が出ます。

どの辺りから雪が出て来るのかなぁと気にしながら登って行くと・・・新七合目の上ぐらいからちらほらと。

まだアイゼンは必要ないのでそのまま七合目まで登って行って・・・更に少し登ったところでこんな感じ。


もうちょっと上までは行けそうですがいずれは装着することになるので早めですがアイゼン装着。

今時、装着に片足10分もかかるような国宝級のアイゼン着けてる人なんて見たことがありません。

岩がゴロゴロしてるところは歩きにくいですが我慢して登ります。

それにしてもこの天気。


「晴れる屋大明神」の賢パパと「富士山晴天率抜群」と自慢する工場長氏がタッグを組んだら怖いものなんてありませんわ。

しばらくはこんな景色をご堪能くださいませ。

まずは伊豆大島アップです。


振り返れば芦ノ湖。


お次が賢パパの住む清水方面で清水港と日本平。


大好きな安倍東稜の美しい稜線がたまりませんなぁ。


おっと、タイムリミットが設定されているんでしたので先を急ぎます。

九合目の下ぐらいでこんな方。


この日が1056回目の登頂となった佐々木さん。

九合五勺の手前でこんな方に追い付かれました。

呑んだくれ登山隊の副隊長のヒロ君です。

先に行って良いよと言いましたが・・・賢パパに付き合って一緒に登ってくれました。

ここまで来れば頂上の鳥居がはっきりと見えますねぇ。


胸突き八丁あたりで下って来る「ぼちぼち」さんに遭遇です。


「工場長に会いませんでしたか？」と訊いてみると「一人黄色いのを着ている人がいたけど痩せてたから違うなぁ」ですって。

お鉢にでも行っちゃって出会わなかったのでしょうかね。

それからたったの10数分後、もう一息で頂上という所で上から声がするので見上げると

おぉ、工場長ではありませんか。

何とか3時間半とちょっとで山頂の鳥居。


工場長と合流して剣ヶ峰に向かいます。

馬の背にある氷の芸術。


大きさがわかりにくいので人物を入れてもう一枚。


で、山頂でのポーズ写真。




頂上でのんびりしてから下ると言う工場長氏に別れを告げてヒロ副隊長と二人で下山。

浅間大社の鳥居の前では「ケニ屋」さんが50回目の記念登頂の写真撮影。


しばらく下ったところで「キングオブフジヤマ」のやまちゃんが登って来ましたよ。


賢パパはこれが今年の最後になるので・・・挨拶が出来て良かったです。

更に下ったところで声をかけていただいた方。


ブログを読んでいただいているそうで静岡から愛知の方に転勤になったのだとか。

六合目まで下って来て駐車場。

上の駐車場は一杯で下の方まで停まっていますねぇ。

五合目まで戻って来ました。


ここもすごい人でした。

それにしても、天候にも恵まれて知り合いの方にもたくさんお会いすることが出来て・・・言うことなしの締めくくりの富士山でした。