Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

馬鹿の一つ覚えのように 他

2010年11月05日 19時05分01秒 | Weblog
 今回の尖閣ビデオ流失について、


AP

Tokyo investigates video behind China-Japan clash

By ERIC TALMADGE

Associated Press

Associated Press writers Shino Yuasa and Malcolm Foster contributed to this report.


アルジャ

China-Japan boat crash video posted
YouTube footage of Chinese trawler colliding with Japanese war ships threatens to reignite row between Asian giants.
Last Modified: 05



CNN

Lawmaker: Leaked video shows crash that led to China-Japan dispute
From Kyung Lah, CNN
November 5, 2010


要するに、ビデオが流失して、日中関係騒動が再燃か?ということに尽きるーーーーま、国際メディアとしてはそんなもんでしょう。
(Kyung Lahに聞いてどうすんのCNN?とつっこみをいれたくなるが・・・)

 中国はどうか知らんが、ビデオ流失の波紋は、日本では中国よりも仙谷政権に向かうのではないか、というのが私の印象。

Japan Probe

Senkaku Footage Leaked on to Internet: Shows Chinese Trawler Ramming Japanese Patrol Boat

Japan Probe は中国のメディアの嘘をついている。

秋さんから教えていただいた記事

Japan: The land of the rising nationalism
The emergence of China as an economic superpower is bringing out the jingoism in the Japanese

By David McNeill
Friday, 5 November 2010

 
 中国が経済大国になって日本人に好戦的愛国主義をもたらした。
 
 櫻井誠、石原慎太郎、田母神俊雄 と英語圏の右翼スターたちが勢揃い。 

櫻井 「支那人は日本を馬鹿にしている。日本に根性があれば、中国に立ち向かえ。」

日本で、もっとも、激しく、もっとも危険なヘイトグループの発言がこれなのだそうである。

ま、在特会を擁護する気はまるでないがーーーというよりいつもは非難しているーーー、しかし、これが危険なグループなら、fuck you 日本人は脳なし、日本人は信頼しない、Jap などと叫んでいる在日”白人”ヘイトグループはどうなるのか?影響力から言えば、在特会以上だろう。また、KKKやミリシアに比べれば随分温厚にみえるが・・・・

因みに、支那人をChink と説明している。主権回復の会や在特会のおかげで、支那という言葉も差別用語になってしまったようだが、しかし、支那はshina-Chinaであろう。

石原 中国はやくざのようにふるまっている、日本はいまや核武装すべきだ。
 
石原氏の他の発言に同調するわけではないが、これに限っていえば、それほど過激でもない。すでに核武装している国は 好戦的愛国主義 以上の全体主義のナチか?

田母神 戦争の可能性を広めた、と。

そんなこと言っているのか? 中国を仮想敵国視したということなら、しかし、どの国にも仮想敵国はある。


Two decades ago, Japan was the rising Asian upstart that was barging its way on to the world's front pages. "We are virtually at the mercy of the Japanese," The LA Times famously blared in 1989, after a slew of high-profile takeovers by Japanese companies


20年前、日本に企業買収されてアメリカの新聞が、いまやアメリカは日本のなすがままになっている、といったが、いま、日本では同じように、雑誌や新聞社が

中国人が不動産を買いあさっている、
土下座外交
中国人が上司になる


等と言っていると、

日本語の元記事をみていないからわからんが、しかし、その程度のことは英語圏の日本以外の記事でもよく見るが。

以上のように、その最右翼ががむしろ他国と比べて穏便なのにもかかわらず、この手の徴候で、jingoism というある意味最大級の言葉で日本はナショナリスティックだと煽る。

同じような、あるいはそれ以上の危険な徴候があっても西欧・北米の場合は、このようなnationalism jingoism というラベルは貼られない。

日本が企業買収して、アメリカのメディアが映画を含めてJapan bashing に傾いたときも、アメリカのnationalism jingoismを言い立てる者はいなかったように思う。むしろ、あのときから、日本のさまざまな固定観念が定着し、いまでもそれは大概の場合、文字通り受け取られている。

この手の記事は随分前から日本について、同じように何度も何度も繰り返されている。

この手の手法を使って、同じように在日”白人”の言動から、ーーー不況で給料が下がり、就職口も狭く、昔と違ってカリスママンにもなりにくくなり云々あなど背景説明をしながら、有道ブログなどのコメントをひっぱってきてーーー「不況が”白人”至上主義を在日”白人”のなかに巻き起こした」とも書ける。そのような記事は扇情的であり、大げさであり、その書き手がむしろ”白人”に対する不安と恐怖に満ちているのではないか、と疑われよう。

同じような動機や偏見を書き手に向けるのも不合理とはいえまい。

マックニールさん、討論ができれば歓迎します


更新
もう一つ言うと、この手の記事はイスラム過激派をもってイスラム教国すべてを過激な異分子だと印象操作し、イスラム教国・イスラム教徒に対する不安・恐怖を煽る英語圏メディアの欧米右翼の論調と類似している点にも注目。




仙谷政権に相当大きなメスを入れる必要

2010年11月05日 14時09分30秒 | Weblog
各社尖閣の特集の見出しをみると、

朝日
尖閣諸島問題

読売

特集>尖閣

産経

トピックス:政治
領土問題


ま、こんなもんでしょう。

中国側の反応について

産経

【尖閣ビデオ流出問題】「英雄だ」「改竄だ」中国ネットユーザーらがコメント 「APECの首脳会談に影響も」と日中関係筋


読売

中国視聴者反応「祖国への影響はとても悪い」



映像を見ることができたネット利用者からは「偉大で勇敢な船長万歳!中国人民はあなたを永遠に支持する」「日本に有利な証拠となる部分しか流していないのは明らかだ」など、日本への反発の声が多く出ている。

 一部の利用者は「映像をダウンロードしてみたが、公開したくはない。我々の祖国への影響はとても悪い」などと書き込み、事件の実態を知り、ショックを受けている。


朝日
中国のネット、衝突映像流出を報道 政府は見守る構え

ニュースサイトの報道が広がるにつれ、ネット世論も高まりつつある。香港メディアの中には「漁船が速度を上げて海保巡視船にぶつかった」とする報道もあるが、「漁民は身をていして国に報いた」「自分の領海でぶつかって何が悪い」など、ネット上の掲示板では漁船の船長を英雄視する書き込みが目立つ。ただ、衝突の映像や日本を批判する過激な書き込みは、当局が削除している模様だ。



今回の件、中国側とすれば、中国の領海内ということだから、そこは押し通せるかもしれないが、それにしても、

1)中国メディアの嘘
2)仮に中国の領海内としても野蛮な衝突行為。

そのことが示せればよい。

中国のネットユーザーなどが、下劣でナショナリティック言動をしてくれればもっとありがたい。

国際メディアはナショナリズムの台頭に警戒するからだ。

日本の右翼の方々もその点よーく心得ておいてくださいね。変な反応しないでね。



尖閣ビデオ:中国当局から照会…流出問題で仙谷官房長官 毎日



アジア太平洋経済協力会議首脳会議での日中首脳会談については「影響なく行われてほしいな、と思ってます」と述べた。


 で、会談もなくなる、と。すると、また、仙谷はなにをやっておるのかっ!!と。

【尖閣ビデオ流出問題】仙谷氏「相当大きなメス入れる改革が必要」
2010.11.5


「流出だとすれば、相当大きなメスを入れる改革が、あらゆるところで必要だ」


あらゆるところって自分もふくまれているんでしょうな?

なんか自分の責任はよそに、高圧的な言い方がなんだかなああ。


ついでに、
FNN

中国漁船衝突事件映像流出問題 東海大学海洋学部・山田吉彦教授の分析です。




産経
【尖閣ビデオ流出問題】「中国への国民の不信感高まる」山田吉彦東海大教授
2010.11.5


尖閣諸島での衝突事件で政府が中国の顔色をうかがって無用な配慮をし、日本国民がどう思うかを考えていなかった結果だ


ということでしょうね。

野党も、与党の躓きにうかれていないで、国民の思い、という点、しっかり耳を傾けて欲しい。



仙谷政権は末期症状ーー 日本も末期症状か?

2010年11月05日 10時20分49秒 | Weblog
【尖閣ビデオ流出問題】「菅政権は末期症状だ」「国が公開すべきだった」服部孝章立教大教授
2010.11.5
10:03

 沖縄県・尖閣諸島周辺で起きた中国漁船衝突事件で、海保が撮影したとみられる映像がインターネット上に流出した問題で、服部孝章立教大教授(メディア法)は次のように指摘した。
 「本物だとすれば、流出経路や意図など謎が多すぎる。中国との外交がシビアな時期に出てきて、タイミングが非常に悪い。流出発覚から何時間も記者会見できない海上保安庁も、海保に指示できない政府も、どうなっているのか。何をやっても後手後手。情報管理ができない国は危ない。映像は海保が国民の税金で撮っており、本来なら国が公開するべきだった。民主党政権は情報公開すると言っておきながら、隠す側に回っている。菅政権はもはや末期症状。映像が利用されて、ナショナリズムに火を付ける恐れがある。本来なら新聞やテレビなどがスクープすべきもの。既存のメディアはもっと頑張らないといけない」



 政権が短期なのは日本にとってよくないことであるし、私もいいとは思っていないが、しかし、これほどボロボロでは致し方あるまい。

 解散して国民の信を問うのも一手だ。

 野党も事業仕分けなど民主党のやっていることを全否定するのではなく、行政の透明化、取り調べの可視化などを推進しながら、また、議員・公務員・党助成費・特殊法人歳費などを削減して、自ら襟を正して、危険水域にある日本のために頑張ってもらいたい。

 それでも、くれぐれも古い自民党に回帰しないように。

 でなければ、日本の末期症状も近い。

 

朝の雑文

2010年11月05日 08時07分11秒 | Weblog
Conflict or cooporation?
via mozu
福山、ハンチントン、ミアシャイマーのヴィジョンについて。3者の一致する部分に真理ありと。他よりは洗練されているかもしれない。でもどれにも違和感を感じるのは私が米国人ではないから?


さらっと読む。mozuさんの違和感とは違うかもしれないが、私も違和感がある。

 好き勝手に拾ってみると、



In tune with Mearsheimer, he believed "soft power is power only when it rests on a foundation of hard power

ソフトパワーはハードパワーに支えられて始めてパワーになる、と。
これはある程度そうだとは、思う。

Huntington's main point was that modernization is not the same as westernization.

現代化は西洋化とはちゃうんだ、と。
これはそうだろうね。もっとも、大半の西洋人はそう思っているようだが。続けて、

Foreigners' participation in Western consumer culture does not mean that they accept Western values, such as social pluralism, the rule of law, the separation of church and state, representative government, or individualism.


西洋の消費社会に参加するからと言って、社会的な多元主義や、法の支配、政教分離、代表制政府、個人主義などの西洋の価値観を受容するとは限らないんだ、と。

ここらへんが微妙なところで、西洋の価値観をそのまま受け容れるということはないだろうが、だからといって普遍的な価値観、あるいは普遍化しうる価値観がない、というわけではない。

 例えば、民主主義なんぞ、西洋出自で、かつ、独自ーーー(西洋ユニーク論)ーーーという想定・偏見が多くの西洋人に共有されているように思うが、The Idea of Justice Amartya Senなんかがそうじゃねえだろ、といっているわけだね。
取り急ぎペラペラめくって引用すると、

330項
The practice of election , in fact, has had a considerable history in non-western society, but it is the broader view of democracy in terms of public reasoning that makes abundantly clear that the cultural critique of democracy as a purely regional phenomenon fails altogether. While Athems certainly has an excellent record in public discussing, open deliberation also flourished in several other ancient civilizations, sometimes spectacularly so.


インド、アフリカ、中東の例を挙げている。

日本の例も挙げられていてマグナカルタよりずっと以前に十七条憲法 Seventeen-article constitution

Decisions on important matters should not be made by one person alone They should be discussed with many.
夫れ事独り断むべからず。必ず衆(もろもろ)とともに宜しく論(あげつら)ふべし。


(この項の後メディアの役割論もあるので、メディア関係者の方はよく読んでおいて欲しい)

 あるいは、人権という概念だって、類似の概念はあるわけで、また、西洋では人権が尊重されているように思いこんでいるが、しかし、それは、、現在でも人権が”白人”特権を意味するにすぎないことが多い、というのはすでに欧米の論者たちも指摘している。




So Fukuyama's solution was Huntington's problem. To avoid escalating conflict between civilizations requires rejecting universalism, respecting the legitimacy of non-Western cultures, and, most of all, refraining from intervention in the conflicts of non-Western civilizations. Staying out, Huntington wrote, "is the first requirement of peace."


ハッチントンは紛争をエスカレートするのを避けるために、普遍主義を拝し、非西洋文明に介入するな、と。


Huntington also presents data showing China as the only major power that has been more violent than Muslim states; in crises, it has used force at a rate more than four times as high as that of the United States. He also notes that Chinese culture is uncomfortable with multipolarity, balance, and equality -- potential grounds for international stability on Western terms. Instead, he argues, the Chinese find hierarchy and the historic "Sinocentric" order in East Asia most natural.


 中国は、中華思想によって、暴力的に台頭するだろう、と。

As the scholar Robert Gilpin has argued, "hegemonic transitions" -- when a rising power begins to overtake the dominant one -- have rarely been peaceful.


 これも同じ趣旨


Huntington, too, accepted much of realism, since in his view, civilizational struggle is still played out in large part among the "core states" in each culture. He also agreed that the China question could not be resolved by Davos-style liberalism's solution -- engagement through international institutions
・・・・・
The problem is that Davos-style liberalism and militant neoconservatism have both been more influential than the three more profound and sober visions of Fukuyama, Huntington, and Mearsheimer. If good sense is to shape U.S. foreign policy, there needs to be a fourth vision -- one that integrates the compatible elements of these three in a form that penetrates the American political mainstream.


 国際機関による関与でもない、ネオコン式の介入でもそれ以外のなにかが求められている、と。


 ちょっと粗っぽすぎる要約だが、、要するにですね、ぼくが思うには、国際機関による関与も駄目とはいわないーーそれもいいがそれでは不十分で、しかし、ネオコン式の介入は暴力的すぎる。

 人権・民主主義・法の支配などの普遍的ーーー西洋的ではないーーー価値観を西洋も含めて拡充・拡散していくというのはいいことで、推進すべきである。ただ、国や地域の事情にあった進歩の速度ややり方があるわけで、それを無視してはいけないし、無視して押し付けるのは傲慢である。西洋はその過ちを何度か犯してきた。

 中国や、イラン、あるいは、北朝鮮でさえ、民主化の動きはあるのだから、そうした人々を積極的に援助していく。
正恩氏標的「あなたが太ると我々がやせる」 平壌でビラ 朝日
2010年11月2日
参照

 他方、中国の野蛮な台頭は断固として否定する。
 
 日本もアメリカの戦略にのるのはいいし、ある程度のるべきだと思うが、しかし、日本の平和と安全を確保できる限りで参加すべきで、それ以上の覇権争いに巻きこまれることに対しては不安がある。

 また、アメリカの戦略にも時期によって動揺がある。

  やはり、しっかりとした外交と自衛力が必要なのである。無防備平和主義者は覇権争いに巻きこまれないように頑張っているのはいいが、無防備ではかえって覇権争いの渦中に巻きこまれてしまい、日本・国民の平和と安全を危険に陥れてしまうという厳然たる現実を無視しているから嫌なのだ。

・・・・朝のとりとめのない雑文

 失礼おばいたしました。m(_ _)m

警察・検察・内閣への信頼は地に墜ちた。

2010年11月05日 06時38分48秒 | Weblog
本当の尖閣 海上保安庁4 動画
(忙しい人は1分あたりから・・・)


尖閣ビデオ流出か ユーチューブに投稿 「恐らく本物」と海保関係者
2010.11.5 産経

海保関係者は「恐らく本物だ」としている。

尖閣沖の衝突ビデオ? 動画サイトに流出

2010年11月5日 朝日

ある海上保安庁幹部は、「本物かどうかは確認中」としながらも、「自分たちが見たものよりも多くの映像が含まれている」と驚いた様子で話している。



国際テロ捜査に関する警視庁の内部資料流失に引き続き、尖閣ビデオの流失

警察の資料管理体制は崩壊している。
検察による証拠偽造事件と相俟って、警察・検察に対する信頼は奈落の底に墜ちた、といえよう。

さらに、なにゆえ、この程度の公開を内閣は渋っていたのか、全く理解できない。

国民を馬鹿にするのもいいかげんにしていただきたい。