今日(5月18日)、稚内地方気象台より、
「朝の段階で稚内公園にある桜の標本木の観測の結果、
午後には開花を観測する可能性が出てきた」との連絡があり、
午後3時に気象台職員による観測が行われました。
ようやく日本最北端にも桜の便りが届いたか!
とウキウキしながら取材に行きました。
集まった報道陣と共に、開花宣言の瞬間を今か今かと待ちましたが、
残念ながら花が開いているのが、2~3輪程度にとどまり、
本日の開花観測とはなりませんでした。
しかし、標本木の隣にある桜の木々は、すでにかなり開花が進んでいました。
どうやらこの標本木はちょっと引っ込み思案のようです。
気象台では早くて明日の午前10時の観測になるのではと話していました。
なお、毎年最も遅い開花を競っていた根室は、測候所がなくなったため、
今年から気象台による開花観測はありません。
また、今日、午前の段階で、まだ未開花となっていたのは、
稚内のほか、釧路だけでしたが、釧路は本日午後3時の段階で開花が観測されました。
これにより明日以降、稚内が日本で一番遅い開花宣言となります。
稚内の開花は明日の午前10時と午後3時に行われますが、
気象台によると明日の午前10時の開花宣言の可能性が高いのでは、ということです。
日本で一番遅い春の便り、明日は届くでしょうか。
報道陣もTVカメラを待ち構えて待ちます。「咲いてないっぽい?」
こちらが気象台の標本木です。5輪以上咲けば開花宣言となります。
毎年、同じ木を観測するから意味があるのです。
双眼鏡を使って・・・さぁ、どうでしょうか。
残念ながら今日は咲きませんでした。
でも隣の木は結構咲いていました。
そのまた隣の木もなかなか。
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