Kenshunブログ Swingin' Cafe♪

Caféだから色々なお話し・・・

ソウル旅行記 16 『威興コムボ冷麺』

2013年12月03日 | Seoul

日本でもすっかりお馴染みとなった韓国冷麺

韓国の冷麺と言うと冷たく冷やしたスープが美味しい平壌(ピョンヤン)冷麺こと水冷麺と

混ぜて嬉しい威興(ハムン)冷麺ことピビン麺が有名ですよね

韓国では専門店はじめ、焼肉店、B級グルメ店など様々な店で味わうことができる国民的麺料理です


そんな中、鍾路3街にある専門店『威興コムボ冷麺(ハムンコムボネンミョン)』へ行きました

このあたりは宝石店が何軒も並んでるエリアで

お店が入っている「世運スクエア」というビルも一階はずらっと宝石店となっていました

およそ飲食店が入居しているとは思えないビルの4階に『威興コムボ冷麺』があるわけですが

ここはソウルの味処として必ず名を連ねるほどの冷麺専門店としてガイドブックにも載っているお店

70年代初期に北朝鮮の咸興(ハムン)出身の創業者から譲り受け継いだ伝統ある店なのだとか

ちなみに鍾路うまいもん横丁に姉妹店の「元祖咸興冷麺」があり、店主は姉弟関係にあるそうです


さて、頂いたのは水冷麵(ムルネンミョン)7000ウォン(700円)

水冷麵の麺はそば粉に緑豆粉を少々加えた適度にコシがある麺が特徴

伝統的には牛肉や鶏肉などでとった出汁にトンチミ(大根の水キムチ)の汁を加えたスープスタイル

シンプルであっさりとしたスープに薄切りの牛肉や胡瓜、ゆで卵などの具が乗っていました

はじめはあっさりスープを楽しんで、途中から酢などを加えて自分好みにアレンジして行きます

そうそう、食べる前に長~い麺をハサミで切ることもお忘れなく

テーブルにそなえつけのハサミを直に入れて三か所くらい切ればOK

韓国では焼肉もキムチも何でもハサミを使うんですね

また、ここでは店名になっている「咸興冷麺(ハムンネンミョン)」も当然人気

咸興冷麺の麺はジャガイモやサツマイモ、トウモロコシなどでん粉で作られた強いコシが特徴

伝統的にはスープを作らず唐辛子ベースの辛口の混ぜダレを添えて食べるのだそうです

エイやカレイなどの刺身を添えたフェネンミョンも、咸興冷麺のひとつですね

それから、お茶代わりに出されるのが、そば湯ならぬ牛湯(ユクス)

コンソメスープのように味も色も濃い店もあるそうですが、この店のは薄い乳白色のあっさり味

冷たくなった胃にやさしいあったかさと味で意外に美味しかったです



入口にはお辞儀ロボットがいました(ちょっとこわい)

店内は広くなんか官公庁とかに入ってるような食堂の雰囲気

店内のメニューはハングルのみでした

こちらは写真つきで指差し注文OK
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ソウル旅行記 15 『世界遺産... | トップ | ソウル旅行記 17 『南大門市... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Seoul」カテゴリの最新記事