今回宿泊したラグーナ地区は計画的に造られたプーケット随一の高級リゾートエリア
ショッピングやナイトライフが楽しめる有名なパトンビーチエリアからは離れていて
悪く言えば高価で街へ出かけるのに少し不便な環境
良く言えば風紀と治安も良く日常を忘れられる極上のリゾート地域なのですが
そういう守られたエリアでもあるので、エリア外に行くにも少し距離があります
一応、全ての事をエリア内で完結するようになってはいるものの
ローカルな雰囲気を楽しまないのも勿体ない!ということで
ホテルで自転車をレンタルして、少しエリア外を散策してみることにしました
散策というよりは探検に近いかったかも知れません
まずエリア外の地図というものはなく、どうなってるかもよく分かりません
「とにかく行けば何かあるんじゃね?」的な感じで出発しましたが
エリアを一歩出ると、途端にそこは観光地ではなくなるわけで少しドキドキしました
“道路が分岐する度に停止して風景を記憶する”
これが迷わないための唯一の手段でした
T字路にぶつかった際には、とりあえずどちらか一方の道を選択し進みます
勘で何もなさそうな感じがしたら分岐点まで戻り、また一方の道を進むという感じです
元来、僕は方向音痴ではなく、どちらかというと方向感覚に優れている方だと思うのですが
外国に行くとなぜかその感覚が低下してしまうと感じる時があります
もしかしたら緯度とかそういうものも関係してるのかも知れませんね
だから慎重に慎重を重ねて、道と建物を記憶して走りました
ちなみに帰り道のとある交差点で、うちの奥さんが「こっちじゃない?」と言い
僕は「違うこっち」だと主張したのですが、奥さんは納得いかない感じ
その場でちょっとした夫婦喧嘩になりました(笑)
結果は当然のごとく僕が選んだ道で正しかったのです
ここで見事“女は人類学的見地からも方向感覚が鈍い”という事が立証されたわけであります
「はっはっはっ、どうだ俺様がいないと困るだろうが~」
何はともあれ無事に帰還出来て良かったという話です
行ってきまーす
ここはまだラグーナエリアで象乗りを楽しむヨーロピアン
カメラを向けたら「俺たちを撮ってくれー!」と思いっきりポーズ
お、なんか少し街的な通りが見えてきたぞ
ラグーナ地区から出てすぐの所に、レストランやスーパーなどが並ぶ通りがありました
ローカルという雰囲気ではないので、恐らくラグーナ地区の宿泊者の為の店が多いのかも
そこにスーパーを発見しました
中に入るとスーパーというよりはコンビニな品揃えでした
そして店の半分以上がかなり割高な土産品で占められていました
やはりラグーナ地区の宿泊者の為の店のようです
サイクリングの目的の1つはコンビニに行くこと
パトンビーチならいたるところにありますが、ラグーナエリアには見当たりません
結局、ホテルから結構離れた場所に「セブンイレブン」を発見
ここまで来ると辺りは大分ローカル雰囲気になっていたので奥さんは少し不安げでした
しかも歩道なんていうのものなく、横をビュンビュン車やらスクーターが通り過ぎていきます
セブンイレブンで買い物をして折り返してきました
帰り道を巡って喧嘩になってしまったのはこのあとくらいです
見慣れない風景(しかも同じような)だからそうなるのも仕方ないですね
少しドキドキしたけど、それが楽しい思い出になったりもするのです