有給休暇を取得した3月22日、金曜日、久しぶりに鹿嶋港へ出撃しました。
せっかく前日の春分の日から土日までの4連休としたのに、
自宅であれやこれや雑用をこなしているうちに、すでに1日を消化してしまい、
こんな無駄な過ごし方をしては、あとで後悔してしまうのではないかと思って、
ろくに準備もせず、急遽、22日の昼過ぎに出撃しました。
首都高速の王子北ICから乗り込みましたが、葛西JCから湾岸線、
そして東関東道へ乗り継いで、鹿嶋まで125kmです。
昔、武蔵浦和からだと145kmだったという記憶がありましたが、
板橋からだと幾分、近いです。
じつは、この日は大潮で、3月最後の大潮までは夜間の干潮のほうがよく引くので、
鹿嶋へ行く本当の目的は、夜間の潮干狩り、アサリが目的でした。
なので、夕方の満潮までの前後は釣りを行い、そして干潮になる深夜は潮干狩り
をするという、なんとも欲深い計画を立てました。
途中、鹿嶋の釣りエサ屋で、青イソメ3000円分を購入してから、
すぐに新浜岸壁へ到着。
このクソ高いコンクリートに誰かが据え付けてくれたパレットをよじ登って、
太平洋を眺めましたが、・・・ ・・・
えっ、?
だーれも居ません。
外側からよじ登った塀には、有難くパレットが置いてあり、
海側の内側には、誰が作ったのか知りませんが、大変有難い足場が据え付けてありました。
塀をよじ登ったところから、釣り座をどこにするか?
柵のある右にするか?それとも波の静かな左にするか?迷うところですが、
今回は柵のある右側に陣地を築きました。
青イソメを2匹掛けにして、4本の竿を太平洋に向かって、フルキャスト。
この日は強い南風の向かい風で、
頭上には低周波を撒き散らす風力発電のプロペラが勢いよくシュワシュワ回ってました。
うーん、アタリませんなあ。
今年の、ここでの初の獲物はお星様でした。
もともとこの岸壁は、安定感に欠けて、過去の成績はほとんどボーズですが、
たまに、昨年の冬に小型イシガレイが連発したとか、アナゴが連荘で釣れたとか、
それぐらいの釣果はあります。
しかし、近年、圧倒的に多い獲物はドチザメです。
たぶん今回もそうなるでしょうな。
何も釣れないまま日が暮れてきました。
まっ、夜8時ぐらいまでは、ここで釣りをして時間を潰すつもりです。
PM6:00 満潮の日暮れとなりました。
竿先に赤色LEDを付けて待っていると・・・
竿先をガンガン引っ張り込むアタリが発生。
ガシッと合わせると、BX-Tの硬い竿がグイーンと曲がりました。
たっ、楽し-い。獲物がなんであれ、この引きを味わいたかった。
うわっ、たのしーーーい。
でっかいサメが上がってきました。
歯の無い、かわいいヤツですよ。
よく引くので、じゅうぶん楽しませてもらいました。
フカヒレでも取ったろか? 面倒くさいのでやめときます。
ごくろうさん、リリースです。
PM6:50
再びビーンと引き込むアタリが発生。
相変わらず強風の中でのアタリなので、アタリと同時にラインが引っ張られて
キュイーンと糸鳴りしました。
またまた大きなドチザメでした。
PM7:00 またまた強いアタリ発生。 3匹目をゲット。
なぜコイツは青イソメが大好きなのか?
目の前の太平洋にはサメしかおらんのか?
大きなドチザメ3連発したところで終了です。