「月の引力が見える町」は佐賀県太良町のキャッチフレーズです。
太良町は長崎県と境を接しており、多良岳が有明海に落ち込む山裾にあります。民謡が好きな方なら「岳の新太郎さん」で覚えている方もあると思います。
月の引力が見えるとは、有明海の干満のことです。有明海の干満の差は最大で6mもあります。満潮の時は潮が中流の久留米市まで上がってきますし、干潮の時は干潟が海岸から5㎞以上も広がります。
この大きな干満の差があることで、有明海では古くから干拓が行われてきました。また筑後川下流では網の目のようにクリークが発達しており、近年まで満潮を利用して塩水の上にあるアオと呼ばれる真水を取水していました。
月の引力が見える、とは秀逸なコピーで印象に残ります。
ところで道の駅太良です。
道の駅の設置基準がどうなっているか知りませんが、鹿島の道の駅から10分足らずの所にあります。鹿島と同じように海岸沿いに建てられています。
物産館 たらふく館です。
たらふく館は2年前に火災で焼失しましたが、再建されて復活しました。野菜のほか海産物や、地元で開発された色々な農産物加工品が売られています。太良町には観光わさび園がありますが、私はそこで作られるわさびドレッシングが好きで愛用しています。
物産館の前は深い庇があり、吹き抜けですがここにも商品が並べられています。
食事処の漁師の館です。ちょっと遠慮して、入ったことはありません。
私もわさびは大好きですが、最近は
柚子胡椒ばかり使っています。勿論
わさび代わりに使うのです
道の駅は楽しいですよね?
宗像の道の駅も有名ですよ!
その場でお魚を料理して食べさせてくれます
観光わさび園は太良町の「多良岳わさび苑」で、九州で最も広いわさび園だそうです。一度行ったことがあります。
道の駅巡りは楽しいですね。買い物半分、ドライブ半分であちこちに行っています。