田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

文化の薫りとバラフェア

2021年11月27日 | 日々の出来事

 今月上旬の日曜日、石橋文化センターのバラフェアへ出かけました。エントランスを入ると清水多嘉ニの「みどりのリズム」が出迎えてくれます。花はマリーゴールドだと思います。

 秋バラは盛りを過ぎていて、回遊式のバラ園では僅かしか咲いていませんでした。写真はメインのバラ園の、私の好きな「ストロベリーアイス」

 「ジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコ」 フランス

 「ディオレサンス」 フランス

 「フリージア」 ドイツ

 「ノスタルジー」 ドイツ

 「ミセス・ハーバート・スティーブンス」  イギリス

 園内ではいろいろな催しが行われていました。文化センターではイベント時によくミニコンサートを開催しています。

 恒例の菊花展です。愛好会の主催で、私が就職した頃から開催されていますから、もう50年以上にもなります。

 つばき苑では早咲き椿が咲いていました。 

 「秋の華」

 「赤西王母」

 アートフェスティバルも開催されていて、大学生の作品が野外展示されていました。向こうに坂本繁二郎の旧アトリエがあります。

 この日、アトリエは一般公開されていました。坂本がフランスの風景に似ていると気に入って居を構えた八女市郊外から移築されたものです。小説家は書斎に籠ったり、深夜に灯りの下で執筆するという印象がありますが、画家は明るい太陽の光を浴びて絵筆をとるのですね。

 美術館では来月の12日まで特別展が開催されています。明治から現代までの九州出身の画家の作品約80点が展示されています。先月に観覧しましたが、教科書で見るような有名画家から、新進の画家までの作品が集められていました。

 展覧会のコンセプトは、洋画界における九州の風土と画家の資質ということのようです。会場には画風の全く異なる作品が並んでおり、公募展を観ているようで会場を出るころには少々疲れました。

 花を見ているとほっと一息つきます。ツワブキとツマグロヒョウモン蝶。

 盛りだくさんの文化イベントが行われていた文化センターですが、図書館は内部改修のため今年中は休館です。ドライブを兼ねて分館めぐりをしていますが、本好きの私にとっては少し寂しい秋です。

 山茶花とともに、早咲きの椿がだいぶ花を咲かせてきました。近く紹介したいと思います。

 

 

 

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