田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

道の駅 吉野ヶ里へ

2015年07月09日 | 吉野ヶ里

 佐賀県にある道の駅 吉野ヶ里「さざんか千坊館」へ行ってきました。

 近年はあちこちに道の駅ができており、ドライブを兼ねて出掛けています。

 さざんか千坊館は、吉野ヶ里歴史公園前を北に行き、東背振インターから山越えして福岡市へ抜ける国道385号沿いにあります。急坂を上った山の上です。

 

 道の駅の正面です。

 吉野ヶ里遺跡は山を下った平野部にあり、山上の道の駅の名前としてはちょっと違和感がありますが、要するにここは吉野ヶ里町なのです。平成18年に三田川町と東脊振村が合併した時、全国区となった吉野ヶ里遺跡の名前を付けたということです。遺跡のあった字名が町名になりました。すぐ近くにあるJR旧三田川駅も吉野ヶ里公園駅と改称されています。

 ちなみに佐賀平野は「ヶ里」という地名が多いですね。ちょっと付近の地図を見ただけでも「駅ヶ里」「田道ヶ里」「石井ヶ里」「永田ヶ里」「南里ヶ里」とまだまだ続きます。素人考えながら、どうも昔の条里制の名残のような気がします。

 施設そのものは広くありませんが、平日にもかかわらず賑わっていました。

 

  道の駅の裏にある休憩広場と展望台です。

 

 

 

 道の駅は基本的には24時間利用できる駐車場とトイレ、道路や地域情報の発信・休憩所、物産販売などの地域振興施設からなっています。大体どこでも農産物や海産物などの地場産物と加工品の物販所がメインで、それにレストランなどが付随しています。

 道の駅の登録は平成5年から始まりました、今では全国で一千か所を超えていますから、成功事例といってよいでしょう。道の駅という言葉は江戸時代の宿駅制度から発想したものでしょうか。近年では、道の駅ではないが、似たような物産直売所が増えています。

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