田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

学童保育所の退所式

2016年03月27日 | 日々の出来事

 働いている人にとっては、3月、4月は忙しい季節ですね。私は無職でのんびりです。それでもお世話している学童保育所では、この時期いろいろと行事が続きます。

  春休みの初日、新学期から4年生になる子ども達の退所式がありました。退所式は1、2年生も全員参加です。皆が集う中で名前を読み上げて、一言ずつ学童での思い出を語ってもらいました。学校とも違う、家庭とも違う学童保育所で、子ども達はどう感じたでしょうか。

 子供たちを見ていると、それぞれ個性があります。元気な子、もじもじしながら話す子、指導員に助けられながら楽しかったことを話す子など様々です。小学生ともなると、幼児と違い自我が成長してきますので、指導員も相手に合わせた対応が必要になります。

 進行は、2年生が役割分担をして司会をしました。皆静かに聞いていますが、時折お喋りで騒がしくなることがあります。でも司会者も指導員も大声は出しません。じっと待っていると、潮が退いたように静まります。

 静かにしないと、行事が次に進まないことが分かっているのです。なかなか集中力があります。こうやって沢山の子ども達に触れていると、若い力をもらうような気がします。みんな可愛いですね。自分が小学生だった時はどうだったかなと思ったりします。

 退所式では子供だけではなく、指導員の異動もお知らせします。長年勤めた指導員が異動すると分かると一斉に驚きの声があがり、中には涙ぐむ子もいます。何せ毎日親しんだお姉さんや小母さんのような存在でしたから。

 式が終わってから、校長先生が事務連絡に学童へ来られました。そこにいた子ども達が先生にまとわりついて、大人気です。私が小学生の時は、校長先生は遠い存在の人だったような気がします。

 

プレミアム バラ咲きジュリアン 「ピーチフロマージュ」

 

 

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