関東生活から戻って来た頃は若宮神社のすぐ東側のアパートで仮住まいしていた。
年老いた両親の介護が続いたけれど、相次いで亡くなったのをシオに実家に越した。
その頃この神社の境内に植樹された。
名前通り秋口に咲き始めて冬になっても咲き続けている。
同じ頃に植えられたツバキカンザクラは春にならないと咲かない。
いずれもが境内の東にあるかつての農道からよく見える。
今は一枚だけ田んぼが残っているに過ぎない。
今年の正月には殊の外咲き続けていたこの桜は年が明けても咲き続けていた。
ソメイヨシノばかりが桜じゃない…と咲き続けていた。
一年経っても木は一向に大きくなれないけれど、花は同じように咲き続けるのだろう。
▲ 光を翳すと白っぽく見える。▼
ジュウガツザクラ(十月桜) Cerasus × subhirtella 'Autumnalis'(=Prunus × subhirtella f. Autumnalis)
エドヒガンとマメザクラとの交配種コヒガンザクラ(小彼岸桜/Cerasus × subhirtella)の園芸品種とされている。
有名な高遠城址の春を飾っている「高遠コヒガンザクラ」は、高遠固有のコヒガンザクラと言われている。
(2020.12.17 林)
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▲ 今年一月に咲いた花 ▲
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この場所のジュウガツザクラ 須磨の秋 春 須磨のシキザクラ・ジュウガツザクラ
十月桜ですか・・・こんなにも素敵だったのですね。
この時期に咲いていると嬉しくなりますね。
辺りが枯れ色ばかりで寂しい想いですが
ぽっと明かりがついたような優しげな色合いがなんとも美しいです。
愛らしい蕾や葉痕がまたまた素敵です。
そんな気がしていつも撮っていますが、秋から冬にも桜は咲くわけで
ソメイヨシノだけが桜じゃないな、そう思います。
豪華絢爛も良いのでしょうし、花見も良いのでしょうが
気儘に咲いているのもいいものだと思います。