5年ぶりだけれど5年前と殆ど変わりない。
変わったことは、足立さんがお亡くなりになっていたこと。
初めて訪れた年、まだ雪が残っていたこの場所を案内してくださった。
その時と同じように、北近畿自動車道の直ぐしたにあるスペースに車を止めて
当時は無かった階段を下って、直ぐに足下にセリバオウレンを見つけた。
日射しは無かったけれど、気づかなければ踏みつけてしまうように場所に咲いている。
わずかな日射しの当たる花を探しながら撮り回った。
セリバオウレン(芹葉黄連) Coptis japonica var. dissecta
2回3出複葉
(2018.03.02 青垣)
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青垣のセツブンソウ 青垣のセリバオウレン 京都のセリバオウレン
2009 2010 2011 2012
2009年のセリバオウレン 2008年のセリバオウレン
どれもステキでため息が出そうです
青垣の春の妖精は格別ですね
人知れず咲くセリバオウレンという感じがします。
初々しさを感じる姿に咲いてくれて言葉はいらないよう♪
わざわざ書き込まれたこともありました。
ところがそういう人に限って、メールなどでその場所はどこですか、口外いたしませんから…と
平気な言動でした。
そんなものですね、正義を気取りながら片方では…という輩は多いものです。
山垣城趾なんて場所も、わざわざ調べて出掛けないでしょうし
ここ5年はご無沙汰でしたが、初めて訪れた時のままでした。
人知れず…そう思います。
そっとしておけばそのまま消えゆくものもあるでしょうが
意図的に保護したり、観光用にと大々的に喧伝したりしても続かないもの。
自生しているものが自然に消えることも自明だと思います。
その為に植物園などで植栽されるのは最低限許されることだとも思います。
その植物園でさえ盗掘は日常茶飯のようですから、
保護地を作って人を呼ぶことは、盗掘を呼ぶ事にもなりかねないと思っています。
わずかな日射しの当たる花を・・・
日射しがと~っても大切なことがよくわかります。
何故ってと~っても素敵なセリバオウレンなのですもの・・・
5年前と変わらず美しく咲くお花って
とても嬉しいですね。
きっと大切にされているのでしょうね。
大切にされていると言うよりは、あるがままにそこに根付いています。
根こそぎ持って帰る人が一人でもいれば、たぶん全滅でしょうね。
山の草花は、やはりその場所に咲いてこそ…と思います。
鉢植えで楽しむものでは無いからこその野の花だと思います。
そこから移植したものがいつの間にか消えるのも自明だと認めたいですね。
山野草愛好家に「しっかり育っていますよ…」と言われそうですが。